ミニトマト(プチトマト)の育て方

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ミニトマトの育て方はプランターでも露地でも簡単!ミニトマト栽培はコツさえ知っていれば上手に収穫まで辿りつけます。初心者でも安心、ミニトマトの育て方を丁寧にレクチャー。家庭菜園で立派なミニトマトを育てましょう!

ミニトマトの育て方と栽培のコツ

ミニトマト栽培
難易度★★☆☆☆

ビタミンCとカロテンも豊富に含みサラダから調理に使えるプチトマトとも呼ばれている人気の野菜です。原産地は高温で日照量が多いアンデス高地。

ミニトマトは、種から育てる方法と苗から育てる方法がありますが、種から育てるのは温床の準備や育苗労力が掛かるので初心者は接ぎ木苗から育てると良いでしょう。

ミニトマトは中南米の山岳地帯がふるさとで、日光がよく当たる乾いた気候を好みます。水やりは少なめにして、風通しの良い日照時間の多い場所で育てるのがコツです。

多湿の環境下では病気が発生しやすくなるので注意しましょう。(参考ページ:トマトに起こりやすいトラブル集

このページの目次

 
 

ミニトマトの栽培カレンダー

ミニトマトの種まき時期は2月末から4月中旬まで
苗の植付時期は4月上旬~6月下旬まで
収穫時期は5月中旬~9月上旬まで

ミニトマト栽培カレンダー(種まき時期・植え付け時期・収穫時期)
 

ミニトマトの育て方 コツとポイント

  • 生育適温は昼間25℃前後、夜間16~17℃がミニトマトに最適な気温です。
  • 生育期間を通じてかん水の影響を大きく受けるので水やりがポイントです。
  • 生育には強い光が必要ですが、夏場に30℃を超える環境では着果が劣ります。
  • 光が弱い環境では生理障害(異常茎、落果、空洞果など)が発生しやすくなります。
  • 連作障害があって4~5年は同じ場所では育ちません。連作する場合は接ぎ木苗を植えましょう。
  • ナス科(ナス、ピーマンなど)とも連作障害があるので、その時も接ぎ木苗で育てましょう。
  • 実が割れたり形の悪いミニトマトが実る時は奇形果の発生の原因と対策をご参照ください。
 
 
   
 

ミニトマトのおすすめの品種は?


ミニトマトの丈夫な苗の選び方ミニトマトを種からの育てるのは初心者には難しいのですが、苗か育てれば初心者でも簡単に収穫まで辿り着けます。

ミニトマトは、赤色系の「ぺぺ」「ミニキャロル」「サンチェリー」、βカロチンの多いオレンジ系の「チェリーゴールド」「オレンジキャロル」などが育てやすく人気の品種。

ミニトマトは病害虫に強い接ぎ木苗を選ぶようにすると失敗が少なく上手に育てられます。

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ミニトマトの丈夫な苗の選び方

丈夫な苗の選び方ミニトマトは種子からの育てる時は温床準備、育苗労力を要するのですが、苗を購入すれば初心者でも簡単に育てられます。

ミニトマトは同じナス科の野菜の連作すると青枯病などの病害が伝染するので連作を避けるべきですが、どうしても連作する時は、抵抗性台木の接ぎ木苗を利用すると病気の発生を抑制できます。初心者が上手く育てるにも抵抗性接ぎ木は丈夫でおすすめです。

苗は節の間隔が短く太い濃い緑色で厚みがあり葉のつやが良いものを選びましょう。葉が縮れている苗や黄色くなっている苗は避けて下さい。一番花房の花が咲きかけているくらいのものが植え付け適期の苗です。

種から植える場合は1条植えの場合は1m、2条植えの場合は1.8m幅の畝を立て、水分と地温を確保するため黒マルチを張るようにします。
 

ミニトマトの土づくり(畝作り)

ミニトマトで使う用土の配合(土作り)

ミニトマトは土づくりと排水性の高い用土で育てるのが上手に育てるポイントです。(参考ページ:土作りの基本

株間は 40cm以上離して植える場所は盛土しておきます。2条植えの場合は第1花がある時は通路側に向け、鉢土の1/5が地面から出るくらいに浅く植えるのがコツ。

赤玉土6.5に対して腐葉土が2.5、それにバーミキュライト1を配合します。それに石灰(用土10ℓに対して10g)混ぜます。植え付けの1週間前に元肥(化学肥料を用土10ℓに対して10~30g)を入れます。(参考ページ:用土管理の基本

ミニトマトの畝は、幅80~100㎝、高さ10~15㎝が基本。ミニトマトは多湿を嫌うので、蒲鉾型の高畝(15~20㎝)を南北方向に立てると病害の発生を抑制出来ます。
 

ミニトマトの苗の植え付け方

苗の植え付け方法

ミニトマトの植え付け(定植)適期ですが、ポットでの育苗の場合は第1花房が開花し始めた頃になります。

早い(若い)定植は、初期の生育が旺盛になり異常茎が発生しやすくなるので注意しましょう。

株間は 風通しを良くするために40cm以上離して植えましょう。植える場所は必ず盛土しておくことがポイント。ミニトマトは排水が悪いと病気になりやすいからです。盛り土する事で排水性が高まります。鉢土の1/5が地面から出るくらいに浅く植えるのがコツ

畑で2条植え(あるいはプランター植える間隔が狭い)の場合は、第1花房を互いの株に対して外側に向けて実が内側にならないように気を付けましょう。

トマト花は茎に対して一定の方向に出てくる習性があります。トマトの苗を植え付ける時は、花芽の向きを一定方向に向けて植えるようにすると収穫が楽になります。
 
 

ミニトマトの支柱の立て方

植え付け後の手入れ(支柱の立て方)

定植して2~3週間すると本枝が大きくなってきますので、支柱にひもで本枝を結んでいきます。必ずつぼみの反対側に支柱を立てて、ひもで結ぶことがポイントです。

実はミニトマトは本葉が7~8枚になる頃に最初のつぼみが出ますが、その後は3枚出るごとにつぼみが出ます。そういう理由で支柱をつぼみの反対側に立てるのです。

水やりは少しにします。定植から1週間くらいしたら第3花房の開花までは極力控え、葉が丸まってしまうくらいまで水やりを抑えましょう。

水をやり過ぎて樹勢が旺盛になると異常茎、芯止まりになるため、かん水で肥料の効き具合を調整するようにします。収穫が始まったら様子を見ながらかん水量を増やします。(参考ページ:栽培管理の基本知識
 

わき芽の取り方・摘み方

ミニトマトのわき芽の摘み取り方

ミニトマトのわき芽は、そのまま側枝を伸ばしても良いと書いている本もありますが、プランター栽培など痩せた土壌で育てる場合は放任だと実付きが悪くなったり実が大きくならなかったりすることがあります。

ミニトマトでも必要以上のわき芽は、やはり、つまみ取った方が実成りが良くなります。

わき芽取りはできるだけ晴天の午前中に行い、病気の疑いのある株は他の株に感染しないように最後に行うのがポイントです。
 

収穫量を2倍にする連続摘芯栽培法とは?

ミニトマトの連続摘芯栽培法

ミニトマトの収穫量を増やすには主茎ではなく腋芽を伸ばすこと!腋芽を成長させるやり方を連続摘芯栽培法と言います。

ミニトマトは本葉が7枚付くと成長点に花芽が生じます。腋芽はこれ以降に成長をはじめます。

連続摘芯栽培法のやり方ですが、定植後主茎に第一花房と第二花房が付いたら、その上の葉2枚を残して芽を摘み取り第二花房直下から出る脇芽を伸ばしましょう。

主枝と同様に、伸ばした腋芽に第一花房と第二花房が付いた時点で、その先の葉を2枚残して先端を摘み取り、第一花房直下の腋芽を伸ばします。これをずっと繰り返します。

本来、トマトは腋芽を伸ばして成長する野菜。本来の生育方法に合わせ主枝ではなく腋芽を成長させることで、収穫量が2倍に増えるというおすすめの栽培方法です。
 
 

ミニトマトの整枝のやり方

ミニトマトの整枝方法

整枝を怠ると果実のつきが悪くなったりて収穫量が落ちたり日が当たらなくなってミニトマトの味が悪くなったりします。

特に株元の葉が茂る過ぎると風通しが悪くなってミニトマトが病気になったり害虫の住処となってしまいます。

病気と害虫対策としてもわき芽は必ず摘むようにして株元の風通しを良くしましょう。ミニトマトは日にたくさん当てやるのが沢山実を収穫するコツです。

ミニトマトの主枝は摘心した方が良いの?

ミニトマトの主枝は基本的には放任で良いのですが、実が小さくなるようだったら摘心をしましょう。

大型のミニトマトは支柱の高さを超えるくらいで主枝を最後の花房の上の葉を2枚残して摘み取った方が後々の実成りは良くなります。


ミニトマトの実が赤くならない方や実成りが悪い方は整枝(わき芽取り)のページをご覧ください。
 

念枝してトマトの実を甘く育てましょう

先ほど紹介した連続摘芯栽培法で育てる時は、第二花房の着果を確認したあと伸ばした腋芽の第一花房直下の茎を指でつぶして曲げて支柱に括りつけましょう。

実はミニトマトの茎の外側には炭水化物を根に送る師管が通っています。その師管を潰すことによって、葉で作られた炭水化物が根に行かず果実のみに送られるようになり、実がとても甘くなるのです。
 

ミニトマトの追肥のタイミング

ミニトマトの追肥のタイミング

第1果房が膨らみ始めたころに1回目の追肥をおこないます。初の果実が肥大してきたら、60cmプランターなら約15gほど株の周りにまいて土と軽く混ぜ合わせ株元に寄せます。

早い段階から追肥を行うと花が落ちやすくなり着果しない事があるので注意が必要です。

その後は3週間に1回程度のタイミングで追肥を繰り返します。量は1回目と同程度の追肥を行いますが、この頃は根が広く張り出している為、株元ではなく株から少し離れた土の表面にまくようにするのがコツです。液肥の場合は1週間に1度の間隔で水やりを兼ねて追肥しましょう。

降雨が多い時期は樹勢が旺盛になりやすいので追肥量を控えめにすることが大切です。(参考ページ:肥料(追肥)の基本知識
 

ミニトマトの収穫のタイミング

ミニトマトの収穫時期(収穫のタイミング)

花が咲いて1か月後くらいから収穫できるようになります。へたの近くまで赤く色付いたものが収穫適期の果実です。

ミニトマトは房ごと取らずに果実を1粒ずつヘタの上をハサミで切って朝の涼しいうちに収穫しましょう。

大玉トマト同様に、最初の花に結実させると栄養と水分が実の方に回り茎と葉の成長が抑えられるので後の果実が付きやすくなります。

市販のホルモン剤を利用すれば咲いた花により確実に実を付けさせることが出来ます。ホルモン剤を利用しない時やマンションの高層階のベランダで育てる時など、虫の飛来が少ない場所では確実に受粉させる為に人工授粉を行ってやりましょう。

受粉方法ですが、花が落下しないように手では行わず棒などで支柱を軽く叩き、別の株同士の花粉を飛散させて受粉させる方法が一般的です。花粉は風などですぐに飛んでしまうので花が咲いた日の午前中に行うのがコツ。
 
 

ミニトマトの育て方と栽培のコツまとめ

おいしいミニトマトを育てるコツは、水はけをよくして土を乾燥気味にしておくこと。

ミニトマトは、水を多く与えると果実に含まれる水分が多くなり甘みが薄まってしまいます。トマトは乾燥気味で育てた方が果実の糖分が多くなり味が濃くなるのです。

水不足が続いたあと、水を大量にやりすぎると実が急激に水を吸収するため、果実がふくらむのに皮がついていけず破けてしまいます。乾燥気味に作る時は水やりの時の水量にも注意して与えましょう。

(参考ページ:トマトに起こりやすいトラブル集

ミニトマトの病気対策

ミニトマトの病気対策

ミニトマトに多い病気には立枯病やうどんこ病、褐斑病があります。これらの病気の原因は多湿と連作による障害です。

ミニトマトを育てる時は連作を避ける、接ぎ木苗を利用する、過湿を避け草勢を低下させないよう水やりと追肥を適宜行うのがポイントです。

(参考ページ:野菜に発生する病気対策

ミニトマトの害虫対策

ミニトマトを栽培する時に発生しやすい害虫は、アブラムシ類、ハモグリバエ類など。

アブラムシ類、ハモグリバエ類はそれぞれ薬剤でも防除出来ますが、シルバーポリフィルムなどの銀白色のマルチ資材を利用すれば成虫の飛来防止に効果を発揮します。

周辺の雑草が発生源となることから、除草をしっかりと行うのも害虫の防止に繋がります。

(参考ページ:野菜に発生する害虫対策

 
 
野菜の育て方(果菜類一覧)
 
簡単野菜作りVegetablesBeginnersGuide!
 
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