軟腐病の対策と治療

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軟腐病の症状と軟腐病治療

軟腐病は「カビ」ではなく「細菌」が原因の病気です。

軟腐病は野菜の傷口から細菌が繁殖し、養水分の通り道を塞いでしまって、地上部はしおれて、地際が腐って溶けていく病気です。病気の特徴として腐敗した部分が悪臭を放ちます。

冷蔵庫でキャベツや白菜を長く保管していると、株の切り口の部分がヌルヌルして悪臭を放つ時がありますが、これも軟腐病菌が原因で起こる現象です。軟腐病は薬剤でも治療が困難な病気の一つで軟腐病にならないように事前に対策することがベストです。

軟腐病は高温多湿で発生が多くなります。夏に降雨の多い年や晩秋から冬にかけて温暖多雨な年には発生が多くなります。

軟腐病にかかりやすい野菜はタマネギ・ハクサイ・キャベツ・セロリ・レタス・キュウリなど。
 
 

軟腐病の対策と治療方法は?

軟腐病は治療が難しい野菜の病気ですが、市販の薬剤を使う事で予防や蔓延の防止が出来ます。

軟腐病が発生してからは薬剤での治療をすることは非常に難しいので予防をする事が一番ですが、市販の薬剤には軟腐病の治療薬も発売されています。ただし、薬剤で効果が無かった場合は完全に除去して病気の蔓延を防がなくてはなりません。

軟腐病の原因となる細菌は野菜の傷口から侵入するので、一番の対策は野菜に傷をつけないことを心がけましょう。特に剪定する時や収穫時などに傷つきやすいので軟腐病にかかりやすい野菜は特に注意が必要です。昆虫(青虫)などの噛み痕などからも細菌が侵入して、軟腐病にかかりますので害虫の駆除が大切な予防法になります。薬剤(ストマイ液剤 )による予防も可能で、初夏から夏の間にストマイ液剤 を散布します。


初期段階で予防しても疫病が発生した場合は、病気が広がらないように出来るだけ早いうちに市販薬剤を使いましょう。家庭菜園で育てるならば出来る限りは使用したくないのが本音だと思いますが、軟腐病は一度発生してしまうと市販の薬剤でもあまり効果がありません。軽症で軟腐病を発見出来たなら市販の薬剤を集中的に散布すれば病気が回復することがあります。


特に根の部分の被害がひどくなって全体が枯れ始めた場合は、病気の株を早急に除去しないとすべての株が軟腐病にやられてしまう結果になってしまいます。市販の薬剤を使うのは少し気が引けるかもしれませんが、他の野菜を守るためにも人体に被害の少ない薬材で早期に治療してあげて下さい。
 
 

おすすめの治療薬(手作り・市販品)

軟腐病を治療・予防する薬剤(手作り・市販品)を紹介します。手作りの軟腐病の治療薬はありませんが、手作りで害虫の予防薬を散布することで害虫の駆除が出来ます。

どうしても薬剤を使いたくない場合は軟腐病の予防対策として試してみて下さい。

ただし初心者の場合は気づかぬうちに被害が拡大する事が良くあります。そうならない為にも軟腐病用治療薬は常に手元に置いておいて、軟腐病を早期に発見した場合は市販の軟腐病用治療薬をすぐに利用して大切な野菜を軟腐病から守る事がも大切です。
 
 
農薬を使わずに軟腐病を直す方法木酢液(+唐辛子)
治療効果 

木酢液自体には軟腐病を防ぐ効果は有りませんが、木酢液に唐辛子を入れた液を約50倍~100倍に薄めて野菜に散布することで害虫の付着を防ぎ、野菜への害虫による損傷を防ぐ事できるので、軟腐病の発生原因を減らす事が出来ます。葉の表も裏も木酢液がしたたるくらいにしっかり吹きかけて下さい。


軟腐病に良く効く薬剤
ストマイ液剤20 (消毒 殺菌予防)
治療効果  ★ ★

抗生物質のストレプトマイシンが細菌によって起こる各種の病害に防除効果をあらわします。軟腐病の他に、疫病、褐斑病、褐点病、褐紋病、黒星病、黒斑病、蛇眼病、炭そ病、つる枯病、つる割病、葉枯病、斑点病、斑点細菌病、べと病、輪紋病、褐色斑点病、せん孔細菌病にもストマイ液剤は効果があります。


軟腐病治療に効果が高い
ジマンダイセン水和剤
治療効果 ★ ★ ★

ジマンダイセン水和剤は市販の薬剤です。展着生に優れ、よく付着するので効果が長続きします。カビ類(糸状菌)や細菌が原因で起こる病気に効果があり、特に野菜のべと病、疫病、軟腐病など広範囲の病気にすぐれた効果がある代表的な園芸用殺菌剤です。


人体に影響が少ない軟腐病治療薬
ビスダイセン
治療効果 ★ ★ ★
ビスダイセン水和剤は疫病、べと病、黒星病、炭そ秒病、軟腐病、梨・黒星びょうなどに効果があります。ビスダイセン水和剤は野菜の難病に効果的な薬剤ですが人体や益虫への害は少ないです。よく付着するので効果が長続きします。小分けされていて使用料に応じて使えて便利です。
 
 

軟腐病の対策と予防方法まとめ

  • 水はけ・通風・採光をよくすることで軟腐病を予防できます。
  • 窒素肥料の多用を避けて作物を軟弱にしないことが軟腐病の予防・対策になります。
  • 土壌の排水性は出来る限り良くして、根が健全に育つようにすることが軟腐病の対策になります。
  • 狭い場所にたくさん植えすぎないこと。株・葉の間を開けて風通しをよくする事が軟腐病の対策になります。
  • 雨の日の芽かき、収穫は避けることが軟腐病の対策・予防になります。
  • 鉢底から出た水が他の株に触れないようにすることで軟腐病の予防になります。
  • 同じ作物を連続して(罹病性作物)植えないようにすれば軟腐病の予防になります。
  • 野菜の害虫の除去、また剪定、収穫、摘み花時に野菜への損傷を減らすことが軟腐病の予防・対策になります。
 
 
 
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