本文へスキップ

タマネギ育て方

タマネギ栽培・育て方のコツ

お家でタマネギを育ててみませんか?ちょっとしたコツさえ知っていればタマネギ栽培は難しくありません。タマネギを種蒔きから収穫までの栽培方法を画像を交えながら分かりやすくレクチャーします。





タマネギをプランターや露地栽培で育てましょう!

タマネギの育て方タマネギはユリ科の野菜で露地栽培はもちろんですが、家庭のプランターでも手軽に育てられる人気の家庭菜園向けの野菜です。上手に育った時は本当に感動します。

タマネギに含まれる栄養素は、糖質・ビタミンB・C・カリウム・リンアシン・ケルセチン・食物繊維などが豊富です。血液をサラサラにしてくれて成人疾患の予防に良いと言われています。

初心者の場合はホームセンターなどで
子球や幼苗を購入して育てるほうが簡単です。タマネギは種から育てる事が出来るので、家庭菜園に慣れてきた方は種蒔きからチャレンジしてみましょう。

タマネギには早生種・中生種・晩生種があり、それぞれは植え付ける時期と収穫までの期間が違っています。各種類に合った種蒔き時期と植え付け時期を守ることが立派に育てるポイントです。

早生種は秋に植えて年内に収穫を楽しめます。プランター栽培では、球根(子球)から育てるホームタマネギ(オニオンセット)を利用すると収穫までが短くて丈夫に育つのでおすすめです。






玉葱の種蒔き・植え付け・収穫カレンダー

タマネギの種蒔き時期と植付時期は秋、収穫時期は春です。
タマネギ栽培カレンダー




タマネギを上手に育てるコツ!

  • 玉葱の発芽適温は15~25℃で生育適温は12~17℃です。
  • 早蒔きになると大苗になり、とう立ちや分球しやすくなります。
  • 遅蒔きになると収穫量が減ってしまいます。
  • 種蒔き時期で植え付ける苗の大きさが決まるので種を蒔く時期に注意する。
  • 苗が育ち始めたら加湿に弱いので水のやり過ぎには注意しましょう。
  • 種から育てる時は発芽するまで水切れを起こさないように注意しましょう。
  • 多肥や肥料の遅効きは病気や害虫が発生しやすくなり貯蔵性も悪くなります。
  • 酸性土壌を嫌いますので苦土石灰を施し酸度調整をしっかりと行いましょう。
  • 苗選びと霜対策、除草をしっかりと行えば無農薬で育てられます。




タマネギの育てやすい品種

タマネギの育てやすい種類タマネギは種からでも育てられますが、育苗期間が長いので、初心者は苗から育てることをおすすめします。

早生種では「泉州黄」や「貴綿」「ソニック」などが人気種です。

中晩種では、「ネオアース」や「ノンクーラー」、その他サラダ向けの赤玉葱の「湘南レッド」などが育てやすくて人気があります。


楽天市場の人気のタマネギの苗はこちら(クリック)

amazonの「タマネギの苗」はこちら(クリック)





タマネギ栽培のプランターサイズと土づくり

タマネギ栽培に適したプランターサイズタマネギを育てるときに適したプランターサイズですが、大型サイズ(60㎝以上)のものを利用しましょう。

栽培する株数が少ない時は、深型で大きめの植木鉢でも十分に育てることが出来ます。株数が多い時はプランターで育てましょう。

タマネギ栽培に適した用土タマネギの栽培に適した用土は市販の培養土を利用するのとすぐに植え付けられるので便利です。自分で用土を作る時は

赤玉土7:腐葉土2:バーミキュライト1を混ぜ合わせて作ります。

それに石灰を用土10ℓ当たり10~20gと化成肥料を用土10ℓ当たり10~20g混ぜ合わせましょう。

露地栽培でタマネギを育てる時は、種蒔きの2週間前に苦土石灰を150gを散布して良く耕しておきます。

1週間前にそれぞれ1㎡あたり、堆肥を2kg、化成肥料(15:15:15)100g、ヨウリン50gを施し、幅60~100cm、高さ10cmの畝を作りましょう。元肥は全面施肥とします。

プランターに入れる用土の量植え付け前の準備として、市販のプランターに2~3㎝ほどウォータースペースを残して培養土を入れます。

用土を自分で作る時は植え付けの2週間前までに土作りを済ませておき、植え付けの1週間前に元肥を施しておくようにしましょう。




タマネギの種蒔き(播種)

タマネギを種から育てるタマネギの種は畑に直播きします。

早生種は9月上旬以降、中晩生種は9月下旬で種を植える時期を誤ると、春先に分球や抽苔(トウ立ち)が多発します。

種は20㎝間隔でまき溝を掘り1㎝間隔で蒔きましょう。その後まき溝の左右の土を寄せて1㎝ほど覆土します。


タマネギを上手に発芽させるタマネギの種を蒔いた後は、雨に打たれて種が流れてしまわないように表面の土をクワなどの裏側で強めに転圧して種を密着させ、発芽するまでは不織布などをベタがけしておきます。

発芽が始まり本葉が1枚になる頃に、日差しが強くない時を見計らって不織布は取り除きましょう。芽が出たら本葉が2~3枚になる頃に2~3㎝の株間になるように間引きます。


種から植える時のコツのコツ


タマネギを種から育てる時に一番困るのはタマネギの芽の成長と同じように周辺の雑草が生えてくる事です。雑草対策としてタマネギの苗の周辺に籾殻をたっぷりと敷き詰めておけば雑草が生えにくくなり用土の乾燥防止にもなります。




タマネギの丈夫な苗の選び方

丈夫なタマネギの苗植え付ける苗は、種を植えてから50日~60日の草丈が25㎝(地際の茎が7~8㎜)程度の苗を選ぶようにしましょう。

苗は太すぎても細すぎてもいけません。地際付近の茎の太さが1.5㎜を超えるとトウ立ちしやすくなり、5㎜以下だと根が霜柱の被害に遭いやすくなるので注意しましょう。

タマネギの苗を選ぶ時に注意することタマネギは玉の大きさを揃えるために植え付ける苗は、茎の太い苗と茎の細い苗とに分別して揃えておきます。

細い苗と太い苗を混ぜて植えてしまうと細い苗が太い苗に生育が抑えられてしまってクズ玉になってしまうので注意しましょう。




オニオンセット(子球)の植え方

タマネギを子球から植えるプランターでオニオンセット(球根)など子球から育てるタマネギを植える時は、条間を10~15㎝ほど空けて丁寧に植え付けてやりましょう。

深さ1㎝の植え穴を掘って、子球の先端が少し見える(2/3ほど)埋まるように浅植えします。

植え付けた後は根付くまでは水をたっぷりと与えてやりましょう。子球を植え付けてから約7~10日ほどで芽が出来てきます。




タマネギの幼苗の植え付け方

タマネギを苗から植える冬になると霜でタマネギの根が浮いてしまうのを防ぐために日当たりの良い東西畝にしましょう。

株間は10~12㎝ほど取り苗を畝に立てかけるように株の根元の白い部分を人差し指の第二関節ほどの深さまで差し込んで植え付けます。

土寄せの仕方株を根元まで差し込んだら白い部分が埋まらないようにして株元に土寄せを行います。その後にクワなどで表面の土をしっかりと押えつけて根の活着を促してやりましょう。

用土をしっかりと押さえつけておかないと霜で苗が持ち上がってしまいます。

苗の植え付け時に注意することは
分けつ部分が埋まらないようにすることです。株元に寄せる土の量がが少ないと霜柱や凍結で浮き上がり、多すぎると実が縦長の形状になってしまうので注意しましょう。




マルチングを行うタマネギの栽培方法

マルチング栽培タマネギは雑草対策でマルチングをして栽培することも出来ます。

マルチングで育てる時は指の第二関節まで穴をあけて深植えに注意しながら1本ずつ苗を植え付けて、苗が倒れないように軽く土寄せしてしてやります。

植え付けた後は苗の先端が茶色くなって萎れたようになりますが、新根が出ると元気になるので心配はいりません。




タマネギの水やり頻度と与える量

水やりの頻度と量タマネギは種を蒔いた後は発芽するまでは用土を乾燥しないように注意しましょう。

苗の定植後はやや乾燥気味に育てますが、冬期でも晴天が1週間以上続く場合にかん水をしっかり行うことで春先の球の肥大を促進出来ます。

3月になって気温が上昇し始めると成長が盛んになり用土が乾燥しやすくなるので、晴れた日は水をたっぷりと与えるようにしましょう。




タマネギの追肥の頻度と与える量

タマネギの追肥の頻度と一回当たりに与える量オニオンセット栽培(球根)は、苗から植える時よりも早め(植付から約1か月)に追肥を行います。1株あたりに化成肥料10gを周辺の土と混ぜ合わせるようにして与えましょう。

2回目の追肥は植え付けから2か月後です。同量の化成肥料を同じ要領で与えます。水やりを兼ねて薄めの液肥を週に1回与えても構いません。

タマネギを苗から植えた時は玉が肥大し始める前に1回目の追肥を行います。追肥が遅いと病気発生の要因となるので、中晩種は2月の下旬までに追肥を完了させておきます。追肥と同時に土寄せも行っておきましょう。

マルチング栽培を行っている時は畝の肩に追肥するようにします。




ネギ坊主を摘み取る

トウ立ち「ネギ坊主」した時の対処法タマネギは、子球を植える時期が遅いと低温に遭ってトウ立ちすることがあります。トウ立ちした芽のことを「ネギ坊主」と呼びますが、ネギ坊主は芽が小さなうちに摘み取ってしまいましょう。

摘み取る時は茎を分けつ部分から5~6㎝ほど残して摘み取るようにします。ネギ坊主は天ぷらなどにすると美味しく食べることが出来ます。

ネギ坊主が伸びる株は球が肥大してもタマネギの芯が固くなってしまうため食用にならなくなってしまいます。春先にネギ坊主が出来てしまった株は抜き取って葉タマネギとして利用するのも良いでしょう。

タマネギの球が小さなうちは茎葉がまだ柔らかいので、葉タマネギとして収穫すればすき焼きや鍋の具材や炒め物にして美味しく食べられます。




タマネギの収穫時期(収穫のタイミング)

タマネギの収穫適期タマネギは春になって植えた株の6~7割の茎葉が倒れた頃が収穫適期となります。球の近くの茎を持って一気に引っこ抜いて収穫しましょう。

収穫が遅れると貯蔵性の悪い柔らかい球になるので収穫適期を逃さないようにすることが美味しいタマネギを収穫するポイントです。

新タマネギとして利用する時は倒伏する前に収穫してしまいます。早生種やホームタマネギ(オニオンセット)は10月~2月頃が収穫時期となります。




収穫後のタマネギの保存方法

タマネギの見た目で収穫時期を判断する晴れの日が何日か続いた時に収穫して、2~3日ほど畑に寝かせて並べて根元を乾燥させます。

乾燥が足りないと切り口部分から乳液状の汁がにじみ出てカビで球が腐る原因となるので、しっかりと乾燥させましょう。

収穫後に雨が降っても問題ありません。天気が悪くなるからと言って収穫日をずらすと、玉が余分な水分を吸ってしまって貯蔵中に腐りやすくなる「水太り」の原因となるので注意しましょう。

畑で乾燥させた後は茎を5~10㎝ほど残して切り取り、茎葉のあたりを紐で結んで5~10個のつり玉を作ります。つり玉を風通しの良い場所に吊るしておけば長期保存が可能です。

吊り下げる紐を強く結んでしまうと結び目が腐って落ちてしまうのでゆるく結ぶようにします。 タマネギは濡れると腐りやすいので雨が当たらないようにしましょう。






タマネギの育て方のまとめと病気・害虫対策

タマネギは植え付ける時期と収穫する時期の見極めが良質の球を収穫する最大のコツ。特に種から蒔いて苗を植え付ける時は、生育した日数ではなく茎の太さを基準に畑に植え付けることが大切です。

タマネギは追肥のタイミングが遅れないように注意しましょう。遅い追肥は病気の発生原因となるので、3月中旬以降の追肥は行なわないようにします。

タマネギに発生しやすい病気は、「腐敗病」「萎縮病」「べと病」「乾腐病」「黒斑病」「灰色腐敗病」などです。

タマネギに発生する病気は、土壌が酸性に傾いている・窒素成分の多い肥料を利用し過ぎている・深植えし過ぎて生育不良になっている・多湿の土壌環境になっている、などが発生を促す大きな要因です。

タマネギに発生しやすい害虫は、アブラムシ類・ネギアザミウマ・タネバエ・ネギコガ・ネダニ・ネギハエモグリバエなどです。害虫は被害を最小限に食い止めるため早めに対処することが大切です。


     





野菜の育て方(根菜類一覧)




Tweet      はてなブックマークに追加