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ピーマンの水やり

ピーマンは土壌湿度80~90%と高湿度を好む野菜で用土の乾燥に注意しましょう。用土の表面が乾いていたら、たっぷりと水を与えます。ピーマンは垂直に根を張るため、地中深くまで染みこませて水を与えるのがポイントです。

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ピーマンの正しい水やり方法


ピーマンの水やりの基本を野菜栽培士が詳しくレクチャーします。水を与えるタイミング(時間帯)や1回あたりに与える水の量、水やりの頻度(回数)などピーマンの正しい水やりを覚えましょう。

ピーマンの水やりの基本

  1. ピーマンの正しい水やり方法
  2. 生長に合わせて水やり方法を変える
  3. 水やりの頻度(回数)
  4. 水やりのベストな時間帯
  5. 1回あたりの水やり量
  6. ピーマンの水不足のサイン
  7. 雨の日の水やり
  8. ピーマンの水やりのコツとヒント


ピーマンの正しい水やり方法

ピーマンは土壌湿度80~90%と高湿度を好む野菜で用土の乾燥に注意が必要です。

用土の表面が乾いていたら、たっぷりと水を与えるようにしましょう。ピーマンは垂直に根を張っているため、地中深くまで染みわたるように水を与えるのがポイントです。

水やりの回数を増やすよりも一度の水やり時にたっぷりと与えるほうがより効果的です。

ピーマンの正しい水やり方法


生長に合わせて水やり方法を変える

ピーマンは生長に合わせて水やりを変えるのが基本です。

生育初期(果実が実るまでの間)は、水分を控えることで根が水分を求めて地中深くに張り出します。

ピーマンは水不足になると実なりが悪くなってくるので、収穫が始まり高温期になる頃(7月以降)の水切れには注意しましょう。

種まき後の水やり

種まき後から発芽するまでの間は、用土の表面が乾かないようにこまめに水やりをします。発芽後も本葉が出るまでの間は乾燥に注意して用土の表面が乾いたら水やりを行いましょう。

苗の植え付け後の水やり

苗を植えてから根付くまでは用土の表面が乾いたタイミングで水やりをします。

根付くまでは約1週間ほどかかるので、この間に水切れしないように注意しましょう。株の中心から新しい葉が勢いよく伸び始めたら根付いたサインです。

気温が高い時間帯に苗を植えたときに苗が萎れることがありますが、すぐに水やりをしてはいけません。気温が高い時期の日中は太陽光で水がお湯になって株を傷める原因になります。

苗を植え付ける前に十分に用土を湿らせておくと植え付け後の後の水やりをしなくて済みます。

根付くまでの日よけ(太陽光を用土に直接当てない)も効果的で、黒マルチや敷き藁が有効です。

苗が根付いたあとの水やり

ピーマンは生育初期の水やり量は普通、開花と結実が始まったら水やり量を多めにします。収穫が終わるまでは水切れを起こさないことがポイントです。

ピーマンの水やりコツ


水やりの頻度(回数)

ピーマンは開花が始まるまでは毎日の水やりは不要です。露地栽培では1週間に1~2回程度、プランター栽培では用土の表面が乾いたときが水やりのタイミングです。

ピーマンは生育初期に水分量が多すぎると、苗が徒長(節と節の間隔が長くなる)する原因になります。

ピーマンが好む高温多湿の環境は病害が発生しやすいので、茎葉の萎れ具合や徒長気味になっていないかなど状態を見ながら水やりをしましょう。

夏場以降は用土の乾燥が激しくなります。

過湿と乾燥を短時間で何度も繰り返すと株を弱らせる原因となるため、マルチングや敷き藁で用土の乾燥を防止すると株への負担を減らすことができます。

水やりのタイミング


水やりする時間帯

気温が低い時期の水やりは気温が上がり始める前に行いましょう。

気温が高い時間帯に与えると、水が太陽熱で温められお湯状態になって根を傷めたり、水滴がレンズ代わりになって茎葉を傷めたりする原因になります。

ピーマンは、日中は株が生長し、夕方から夜間にかけては実が大きくなる時間帯です。開花が始まったら日没の2~3時間前に水やりを行うと立派な実が着きます。

夕方の水やりは水分量は午前中より少なめにして、気温が下がってから行います。夜間の水やりは病害の発生原因となるので注意しましょう。

ピーマンの水やりで1回あたりに与える量


1回あたりの水やり量

開花までの期間は毎日水やりをする必要はなく、用土の表面が乾燥したタイミングで行いましょう。2~3日に1回が目安です。用土の表面を一旦乾燥させてからたっぷり水を与えるのがポイントです。

ピーマンの水やりの量は、開花までは約2.0L(pF値は1.8~2.2)、開花後は2.5L(pF値は2.0~2.3)が目安です。(1株につき1回あたり)

用土の表面だけでなく用土深くまで染み込むように水をしっかり与えるのがポイントです。プランター栽培では底から水が染み出るまで与えましょう。

ピーマンの水不足のサイン

ピーマンは水分が不足したときのサイン(症状)ですが、葉がしなびた感じになって株の生育が悪くなります。

その他にも、種の発芽が遅いときや発芽率が悪いとき、葉が小さいとき、花や実のつく数が少ないとき、花が咲いても実が着かないなども水不足のサインです。

ピーマンの水不足のサイン


ピーマンの雨の日の水やり

ピーマンの雨の日の水やりですが、雨の日や曇りの日は土中に含まれる水分の蒸発量が少なく、表面が乾いていても用土の中の湿度は高く保たれています。

露地栽培では病害の発生を助長するので水やりは控えます。

プランター栽培では、雨のかからない場所に鉢を置いているときは、いつもより量を少なめにして水やりをしましょう。

プランター栽培でも、鉢を雨の当たる場所に置いているときは無理に与える必要はありません。

雨が降り続くとき

露地栽培では、雨が降り続くときは水やりはしなくて大丈夫です。

雨の当たらない場所でのプランター栽培で、数日間雨が続くときは、用土の表面が乾いたタイミングで水やりをしましょう。

長期間に渡る多湿環境は、病害の原因となる菌が発生しやすくなるため、極度の水やりは控えるようにしましょう。


ピーマンの水やりのコツとヒント

・寒冷地や4月上旬の気温が低い時期は気温が上がり始める時間帯に水やりを行います。低温で根を傷め、病害の発生原因になります。雨天の日や気温が低くなる夕方以降の水やりも同様です。

・ピーマンの水やりは茎葉の状態や用土の乾燥具合を見てタイミングよく適量を与えましょう。過多の水やりは株が軟弱に育ってしまいます。

・用土の表面をしっかりと乾燥させてからたっぷりと水を与えると、株への負担が少なく生育もよくなります。

・雨の日や曇りの日は病気を助長するので水やりは控えめに。

マンションのベランダなどの雨が当たらない場所でピーマンを育てているときは、雨が続いていても用土の表面が乾いているときは水やりをします。

ただし、いつもより少ない量を与えましょう。

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ピーマンの育て方と栽培のコツ

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