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豆苗の育て方

豆苗は通年が栽培時期で種まきから収穫までは約1週間です。トレーに種をまいて半分まで水に浸して反日蔭に置いておきます。発芽から収穫までの管理作業は水換えのみです。

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豆苗の育て方は?失敗しない豆苗栽培のコツ


失敗なしで豆苗を栽培しましょう!

豆苗の土作りをはじめ、種まきから収穫までに必要な栽培管理を画像を交えて野菜栽培士が詳しくレクチャーします。失敗なしで立派な豆苗を育てましょう!

豆苗栽培の流れ

  1. 豆苗の難易度と栽培のポイント
  2. 豆苗の栽培時期は?
  3. 育てやすい品種は?
  4. 栽培前に準備しておくこと
  5. 豆苗の催芽処理のやり方は?
  6. 豆苗の種まき
  7. 豆苗の栽培管理水替え再生栽培
  8. 豆苗の収穫

豆苗の難易度と栽培のポイント

栽培難易度 ★☆☆☆☆

豆苗は自宅のキッチンでも簡単に育てられる健康野菜です。室内など反日蔭で栽培でき、収穫までも水替え作業だけなので栽培の難易度は低めです。

豆苗の栽培難易度と育て方のポイント


豆苗は名前の通り「エンドウマメ」の種子を発芽させて幼苗の段階で収穫したものです。別名で「発芽野菜」ともいい、英名は「beans sprouts」です。

豆苗は食品のトレーなどを使って窓辺があるキッチンでも簡単に栽培できる葉野菜です。スーパーなどで買ってきた根付きの豆苗で再生栽培することもできます。

見た目に反して栄養満点で、カリウムやカロテンをはじめ、多くのビタミンやミネラルが含有された栄養価の高い野菜です。

豆苗は鮮度が大切で、欲しいタイミングでその場で収穫できる面からキッチン菜園にはおすすめの野菜です。

豆苗とスプラウトの違いは?

スプラウトとは植物の新芽の総称のことで、世界ではすべての野菜の新芽を「スプラウト」と一括りにしています。豆苗も当然スプラウトの仲間に含まれます。

日本では「スプラウト」という名称よりも「豆苗」という名称で先から販売されていたため、現在でも「豆苗」が一般的な名称になっています。

豆苗の栽培データ

科名 マメ科
草丈 約10cm
連作障害 なし
適した場所 反日蔭の風通しの良い場所
日当たり 🌤
発芽適温 15~20℃
生育適温 15~20℃
種まき時期 通年
発芽日数 2日~3日
収穫時期 種まきから約8~12日


豆苗の栽培時期は?

豆苗は適温内なら通年の栽培が可能です。種まきも通年で、収穫までは発芽から7日~10日です。

厳寒期(11月~2月)も栽培は続けられますが、気温が低いと収穫までに日数がかかるため、なるべく室内の暖かくなる場所で栽培しましょう。


豆苗の育てやすい品種は?

豆苗は緑豆の種子から作るのが一般的です。どの品種を選んでも栽培方法や育てやすさに大きな違いはありません。

豆苗の育てやすい品種は?


豆苗を作れるのはマメ科の緑豆品種です。

日本の豆苗は「サヤエンドウ」「スナップエンドウ」「グリーンピース」「赤エンドウ」「青エンドウ」のことで、市場の9割がこの品種の幼苗です。

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豆苗の栽培方法は?

豆苗は室内栽培が可能で、トレーや空き瓶などに種をまいて収穫で育苗する方法で育てます。

栽培前に準備しておくことは?

豆苗の栽培をはじめる前にしておくことは、「栽培容器の準備」と「種の発芽処理」などです。

豆苗栽培のおすすめの容器は?


栽培容器の選び方は?

豆苗栽培で利用する容器はプラスチック製のトレーやジャムなどの空き瓶を利用しましょう。

必要な量によって栽培容器を選ぶのがポイントです。

トレーの底にスポンジと綿を敷く

豆苗の種はとても小さいため、トレーの底にスポンジや綿などを敷くと水替えが楽になります。

容器の底面より少し大きいサイズのスポンジにすれば、スポンジの端を指でつまんで持ち上げることができ、水替えの際の種の流出対策になります。

穴あきのトレーなどを使う方法もおすすめです。


豆苗の催芽処理(芽出し)


豆苗の催芽処理

催芽処理とは?

豆苗は低温期(10月~3月頃まで)は室内であっても気温が低く発芽温度に達していないと発芽が遅れるのが普通です。

この期間で豆苗栽培するときは、「催芽処理(芽出し)」という、種に発芽のシグナルを与える作業を行いましょう。

催芽処理のやり方は?

  1. 容器に水を入れます
  2. 20℃前後のぬるま湯を作ります
  3. 種を浸水させます
  4. 3~5時間放置します
  5. 種を取り出して水気を取ります

豆苗の種まき

豆苗は畑ではなくトレーなどの容器に種をまきます。露地栽培でも栽培はできますが病害の心配があるので、ここでは室内での種まき方法について説明していきます。

豆苗の種まき


豆苗を種から育てる

豆苗は種をまく前に一昼夜水に浸して常温に置いておくと発芽が揃いやすくなります。発芽適温から大きく外れる時期は催芽処理を行いましょう。

種まき時期は?

豆苗の種まき適期は通年ですが、低温期は室内の暖かな場所で栽培しましょう。

発芽適温は?

豆苗は15℃~20℃が発芽に適した温度です。

豆苗の発芽日数は?

豆苗は発芽適温内なら3日~4日で発芽が始まります。発芽適温から外れていると日数は前後します。(参考:豆苗が発芽しない原因と対策)

豆苗の種まきのやり方(手順)


豆苗の種まきのやり方(手順)

  1. トレーに種が完全に浸かる量の水を張ります
  2. 種を入れます
  3. 4~6時間ほど放置します(催芽処理)
  4. 一度水を捨て新たに種子が1/3浸かる程度水入れます
  5. 収穫まで厚めの紙袋や段ボールを被せておきます
  6. 収穫まで1日1回新しい水と入れ替えます

有水栽培のコツとヒント

  • 浸水の目安時間は4~6時間です。豆が少し膨らんだら水から取り出しましょう。
  • 催芽処理後の種子は完全に水没させないようにしましょう。濡らしたキッチンペーパーや綿などを敷いてもOKです。
  • いつも水はきれいな状態にしておきましょう。
  • 与える水は消毒済みの水道水を利用しましょう
  • 日光が強すぎると節間が狭くなり茎葉が固くなります。

豆苗の栽培管理

豆苗の水替え

豆苗は鮮度が命です。水替えは1日に1回以上は行うのがポイントです。常に新鮮な水を与えましょう。(無水栽培では水替えは不要です。

豆苗の水替え頻度は?


水を替えのタイミングは?

豆苗の有水栽培では水替えを必ず行いましょう。高温期(5月~9月)は、水が古いと豆がすぐに腐ってしまうため、1日に2回は水替えを行います。

水替えの注意点は?

豆苗は水に含まれるミネラルなどを吸収して成長していきます。常にきれいで新しい水で栽培することが美味しい豆苗を収穫するポイントです。

また、雑菌の繁殖防止にミネラルウォーターではなく消毒されている水道水を使うようにしましょう。無消毒のミネラルウォーターだと豆が腐りやすくなります。


豆苗の再生栽培のやり方は?


豆苗の再生栽培

豆苗は苗の再生力がとても強く脇芽を残して収穫すれば新芽が再生して再び収穫することができます。

  1. スーパーなどで根付きの豆苗を購入します
  2. 種の上の脇芽を2枚残してカットします
  3. 水道水で根の部分の汚れをきれいにします
  4. 苗床をトレーに置きます
  5. 少量の水を入れます
  6. 毎日水替えをします
  7. 10日ほどで収穫できます

無水栽培のコツとヒント

  • 苗を根元まで完全に切ると再生しないことがあります
  • カビや雑菌が発生することがあるので、再生栽培は2回ほどにしておきましょう。
  • 与える水は消毒済みの水道水を利用しましょう
  • いつも水はきれいな状態にしておきましょう。

豆苗の収穫

豆苗の収穫のタイミングや収穫の目安を知って、もっとも美味しい頃合いに収穫しましょう。

豆苗の収穫


豆苗の収穫時期は?(タイミング)

豆苗は種まきから7~12日で収穫適期を迎えます。収穫適期を過ぎて苗が大きくなりすぎると風味や食感が落ちてしまうので注意しましょう。

収穫に適した大きさは?(見た目)

豆苗の収穫時期を見た目で判断するときは、草丈10cm前後が収穫のタイミングです。

豆苗の収穫方法は?

根元から切り取ってきれいに水洗いしましょう。再生栽培するときは脇芽を2枚ほど残して刈り取ります。



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