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セロリが発芽しない

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セロリは種が小さく乾燥に弱いため発芽が難しい野菜です。セロリ発芽しない原因と対策を野菜栽培士が分かりやすく解説します。

セロリが発芽しない


セロリの発芽率を上げるには?セロリの芽が出ない時の対処法は?

セロリが発芽しない原因と対策

  1. セロリが発芽しない原因
  2. 種が発芽しないときの対策
  3. 発芽率を上げるコツ


セロリが発芽しない原因

セロリの発芽率を上げるには?セロリの芽が出ない時の対処法は?

セロリの種が発芽しない原因


発芽しない原因その1

種まきの時期が間違っている

セロリの種まきは春と秋で、気温が15~20℃の範囲が発芽と生育に適した温度です。10℃前後で2週間、5℃以下で1ヶ月以上かかります。

種をまく時期の気温が適正でも発芽してから収穫までの気温が低すぎたり高すぎたりすると発芽率が悪くなります。

温度の適応性は低く、気温が7℃を下回るときや25℃を超えると発芽率が悪くなります。種は35℃を超えると発芽しません。

発芽しない原因その2

用土が極度に乾燥していると芽が出ない

セロリが発芽しにくい原因は、種の吸水力が他の野菜に比べて低いからです。

セロリは覆土を薄くかけるので種は乾燥気味になりやすいので、発芽まで用土が乾燥しすぎないようにこまめに水やりをしましょう。

種が発芽しない原因


種まき後に水やりを開始したら、以降の用土の極度の乾燥は厳禁です。乾燥が長く続くと種がだめになってしまいます。

こまめに水やりが出来ないときは、もみ殻などを被せることで乾燥防止対策ができます。


セロリの種が発芽するための土壌水分量は30~60%とされています。

発芽しない原因その3

休眠期間が終わっていないと芽が出ない

セロリは採取してから2~3か月の休眠期間が必要です。これは果皮に休眠物質(発芽抑制物質)があるため。

春に種取りをした種を夏まきに使っても、休眠期間中のためまいてもほとんどが発芽しません。

セロリの種が発芽しない


発芽しない原因その4

土を被せすぎていると芽が出ない

セロリの種に用土を被せすぎたり、種を深くまき過ぎたりしていませんか。セロリは好光性種子で発芽には一定の光が必要です。

セロリの種を深まきすると、用土の通気性が悪くなり酸素不足で種が腐ったりだめになったりしてしまいます。種をまく深さは5㎜以下が目安です。

また、粒度の粗い用土を被せると覆土が厚くなって隙間もできてしまうので、篩(フルイ)などを使って細かな用土を被せるようにしましょう。

種が発芽しない原因その5

休眠打破をできていないと芽が出ない

セロリの種には休眠期間(約60日)という種をまいても発芽しない期間があります。

春に採った種を夏まきに使うときは、冷蔵庫の5℃以下で5日~14日間低温に当てて、休眠打破してから種をまくと発芽が揃いやすくなります。

セロリが発芽しない


種が発芽しない原因その6

土壌酸度が適正でないと芽が出ない

セロリに適した土壌酸度になっていますか。セロリに適したpH(土壌酸度)は6.0~6.5です。

酸性やアルカリ性に偏った土壌に弱く、pHが6.0未満であったり7.0を超えると発芽率が悪くなってしまいます。発芽してすぐに萎れるときも同様です。

土壌のpHが適正な範囲かを確認してから種をまきましょう。

種が発芽しない原因その6

温度(気温)が適正でないと芽が出ない

セロリは発芽できる温度の範囲外ではうまく種が発芽しません。発芽適温内になるよう温度管理をしっかりと行いましょう。

春まきの場合は保温して温度を上げる工夫、夏まきでは温度を下げる工夫が必要です。

気温が低い時期は室内やビニルハウスやトンネル掛けで保温を行う、気温が高い時期は反日蔭で発芽させたり、育苗箱を高床にして風通しをよくしたりすると温度を下げることができます。



種が発芽しないときの対策

セロリの種は発芽率が低め。要点をまとめると、「水の量」「温度の管理」「日照量の管理」です。

発芽までは水やりをこまめに行い、適正内の気温になるよう日当たりを調整することが上手に発芽させるポイントです。

芽出しまき

少し手間が掛かりますが「芽出しまき」という種まきの方法があります。

セロリの種が発芽しない原因は?


芽出しまきのやり方

セロリは種皮が固く発芽率が悪いので、種をまく前に水に浸けて芽出しすると発芽率が上がります。

1.夕方にコップやトレーなどに種を入れて水を張っておき、常温で一昼夜おいておきます。

2.種を取り出して反日蔭で2~3時間ほど乾燥させます。

3.昼頃に湿らせたガーゼや綿の上に種を置きます。冷蔵庫の野菜室で低温に当てます。

1~3を2~3回繰り返すと芽が出てきます。根の長さが1~2mmになったら種をまきましょう。

セロリの発芽率が悪い


種を乾燥させない

セロリは種をまいた後に乾燥状態が続くと種が死んでしまいます。発芽するまではこまめに水やりをしましょう。

日中が留守がちでこまめな水やりが出来ないときは、濡れた不織布や新聞紙・キッチンペーパーなどをかけておく方法もおすすめです。

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