キュウリの特徴は?キュウリってどんな野菜なの?キュウリってどんな野菜なの?新鮮なキュウリの選び方は?キュウリの特徴から保存方法までキュウリのイロハをお教えします。
キュウリはインド・ヒマラヤ山麓からネパール辺りまでが原産地と言われているウリ科の野菜です。
日本へは中国を渡って10世紀頃に伝わったとされています。
日本へ渡来したといわれるルートは中国南部から伝わったとされる説と中国北部から朝鮮を経由して伝わったとされる2説が有力です。
中国南部からは華南系品種(黒いぼキュウリ)、北部からは華北系品種(白いぼキュウリ)が伝わりました。西アジア地域では三千年以上前から作られていて日本では江戸時代から本格的に作られるようになりました。
キュウリには地方特産品として改良されたものから西洋系のものまで品種も豊富です。
キュウリは野菜の中でも生産量と消費量が多い野菜の代表格です。キュウリが美味しいとされる時期(キュウリの旬)は5月から7月ですが、ビニルハウス栽培が行えるため年間を通してお店に流通しています。
漬物をはじめ和え物・サラダなど生食が中心ですが中華量や炒め物にしてもおいしく食べることができます。
キュウリは96%が水分で構成され栄養価は低い野菜ですが、ビタミンC・カロテン・カリウム・ピラジン・食物繊維を含んでいます。
中でもカリウムは利尿作用があるため、むくみやだるさを解消してくれ高血圧の予防にいいとされています。
スーパーなどでキュウリを買う時には鮮度のよいものを選びましょう。鮮度が良いキュウリを簡単に見分けるポイントをいくつかご紹介します。
太さが均一のものが新鮮なキュウリ
キュウリは緑色が濃くツヤとハリがあるもの、先細りになっておらず太さが均一のものを選びましょう。極端に曲がりがキツイものは避けますが多少の曲がりは鮮度や味には影響はありません。
表面のイボが尖っているものが新鮮なキュウリ
鮮度が落ちると表面にあるイボが取れてきます。触ると痛いくらい尖っているものほど鮮度がよい証拠です。ただし品種によってはイボがないものもあるので注意してください。
両端部が新鮮なものが良いキュウリ
先ほども説明したようにキュウリはその殆どが水分で構成されています。そのため収穫後まもなく水分が抜け始めます。
水分はキュウリの両端部から抜けるため鮮度の悪いものほど両端部が柔らかくなり凹んでしまいます。触ってみてしなびているキュウリは避けましょう。
キュウリは時間が経つと水分が抜けてしまうため味も食感も悪くなっていきます。瑞々しいうちに食べるようにしましょう。
そのためキュウリを保存するときは鮮度を保つことを心掛ける必要があります。
キュウリは低温が苦手な野菜のため冷蔵庫の野菜室に入れるようにしましょう。その際に寝かして入れるのではなくビニール袋に入れて口は開いて立てて保存することがポイントです。
冷蔵庫に入れておけば3~4日は日持ちしますが、それ以上経ったものは塩もみや漬物として利用しましょう。
キュウリは基本的に生では冷凍保存が出来ませんが、塩もみしておけば冷凍保存が可能です。ただし解凍するときはレンジなどは使わずに常温で自然解凍するようにしましょう。
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