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キュウリ育て方

キュウリの栽培方法と育て方のコツ

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キュウリの育て方を野菜栽培士がレクチャー。キュウリの育て方を初心者にも分かるように画像を交えて丁寧に解説します!


キュウリの栽培方法と育て方のコツ


キュウリのプランター栽培、土作り、キュウリの種まき、間引き、植え付ける時期、支柱立て・摘芯や摘葉のやり方、追肥、水やり、病気の対策と害虫の対策、収穫の時期についてご紹介します。

失敗なしで立派なキュウリを家庭菜園で育てましょう。


Contents Menu

  1. キュウリの植え付け時期
  2. キュウリ栽培のコツとポイント
  3. 育てやすい品種
  4. 種まき
  5. 間引きの時期とやり方
  6. 苗の植え付け
  7. 支柱立て
  8. 人工授粉
  9. 摘心
  10. 摘葉
  11. 水やりの頻度と与える量
  12. 追肥の時期と与える量
  13. 収穫
  14. キュウリの育て方まとめ
  15. 病気対策
  16. 害虫対策


キュウリの育て方と栽培のコツ

キュウリ育て方と栽培のコツ


キュウリ栽培 難易度★★☆☆☆ 

キュウリの育て方はコツを知れば簡単です。植え付け時期をずらせば初夏から秋口まで長く収穫が楽しめます。

キュウリは夏を代表するウリ科の野菜で、初心者向けで育て方も簡単な人気の家庭菜園向け野菜。露地栽培だけでなくプランター栽培でも育てられます。

キュウリは病気虫に強い品種も多く、低温期の成長も良いので家庭菜園におすすめです。

地這で育てると場所を取りますが、ベランダのプランター栽培では、支柱栽培をすれば省スペースでも栽培は可能です。

キュウリの作り方


管理作業が多いのですが、コツさえ掴めばキュウリの育て方はそれほど難しくはありません。(参考ページ:キュウリ栽培の疑問とトラブル集奇形果の発生の原因と対策もご参考ください。

キュウリに含まれる栄養素は、カリウム、ビタミンC、カロチン。栄養も意外と豊富で、浅漬けにしたりサラダにしたりと様々なお料理に使える便利な夏野菜です。(参考:キュウリってどんな野菜?選び方のポイントから保存まで





キュウリの栽培時期

キュウリは春に植える野菜です。キュウリの種まきは3月下旬~5月上旬まで、苗の植え付けは4月植え5月植え6月植え)が可能です。収穫時期は種まきから約2か月で6月上旬~8月下旬まで。


キュウリ栽培カレンダー

キュウリ栽培カレンダー


キュウリは短日性で昼の長さが一定より短いと開花が促されます。春植えは夏前、秋植えはお盆過ぎからが収穫の本番、時期を考えて品種を選ぶことが成功のポイントです。


キュウリ栽培のコツとポイント

  • キュウリの成長は適切な水やりと追肥が大事です。
  • 梅雨時期は病気が発生しやすくなるので、過湿にならないよう排水対策を徹底しましょう。
  • キュウリは根が浅く張るため、夏以降は用土の乾燥防止に敷わらをしましょう。
  • キュウリの茎葉は細く弱いので、折れないように支柱を立てましょう。
  • キュウリは連作ができません。2~3年は同じ場所に植えないようにしましょう。
  • 苗は育てやすく病気に強い接ぎ木苗がおすすめです。


キュウリの育てやすい品種

キュウリは大きく分けて、節なり種と飛び節なり種に分かれます。イボのないものや秋から植えるものなど、さまざまな品種があります。

キュウリの育てやすい品種


キュウリで育てやすいとされる品種には「夏すずみ」「よしなり」「四葉キュウリ」などがあります。

味が良いとされているキュウリは、「夏さんご」で、病気に強いキュウリには「さちなり」という品種がおすすめです。

キュウリはどの品種を選んでも、栽培方法に大きな違いはありません。

ただし苗から育てる方で、同じ場所で連作するときや少ない株を育てるとき、キュウリ栽培に慣れていないときは、病気に掛かりにくい接ぎ木苗がおすすめです。

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キュウリ栽培で使うプランターサイズ

キュウリ栽培のプランターの大きさサイズ


キュウリは根を広げて張るため、栽培に適したプランターサイズは大型サイズ(60㎝~)がおすすめです。根は浅く張るので浅型でもかまいません。

プランター栽培で使う用土

キュウリ栽培に使う用土は、市販の野菜の土「実野菜用」を利用すれば、袋から開けてすぐに植え付けできるので簡単でおすすめです。

キュウリ栽培に使う用土


自分で配合して作るときは、赤玉土7:腐葉土2:バーミキュライト1を混ぜ合わせた物を用意しましょう。

植え付けの2週間前までに石灰をまぜて酸度調整を行ってpH6.0~6.5にしておきます。植え付けの1週間前には用土10ℓあたり化成肥料を10~30g混ぜ合わせておきます。

キュウリ栽培の用土
プランターに土を入れるときは、プランターの淵から5cmほど低くしてウォータースペースを作っておきましょう。

こうすることで水やりや用土をほぐすときの周りを汚すことがなくなります。

畝作り

畑(菜園)でキュウリを育てるときは、植え付けの2週間前までに酸度調整を終わらせておきましょう。


キュウリに適した土壌酸度はpH6.0~6.5です。苦土石灰をを入れて酸度調整をしましょう。(pHを1.0上げるには石灰が1㎡あたり400g必要になります。)

植え付けの1週間前になったら、1㎡あたり堆肥を5kg、化成肥料を100g、油粕100gを、畝の全面に施して深さ30cmまでしっかりと耕しておきましょう。

キュウリ栽培で作る畝は平畝です。畝幅は80~100cm、畝の高さは15~20cmに仕上げておきます。

キュウリの根は酸素を多く必要とします。ふかふかで酸素をたっぷりと含むことができるように、腐葉土などを混ぜておくといいでしょう。


畝作りのヒント

露地栽培でキュウリを栽培するときに、畝を南北にして作ると東西側も同じように成長します。

畝を東西にして作ると北側の成長がやや遅れますが、短日性のキュウリにとっては太陽光が遮られるため夏場以降の実なりがよくなります。

キュウリにおすすめの肥料


生育期(実がなるまで)は、チッソ分とカリ分の比率が多いもの、収穫期(実がなりだしたら)リン酸分の比率の高いものを使いましょう。

参考:肥料(追肥)の与え方の基本




キュウリの種まき

キュウリは直播きとポット(セルトレイ)播きが可能です。直まきは、気温が十分に上がった夏まきと秋まきがおすすめ。

キュウリの種のまき時期


キュウリを種から育てる

キュウリを気温が低い時期や寒冷地で栽培するときは、ビニルハウスなどの保温した場所でポットに種をまき、苗を植え付けができる大きさになるまで育てましょう。

種まき時期

キュウリの種まき時期は、3月下旬~5月上旬まで。直まきでは、気温が20℃を超えるようになる頃が種まき適期です。

キュウリの直まき


直まき

畑に直まきするときは、株間を80~100cm確保して、1ヶ所に3~5粒種をまいて厚さ約1cm覆土します。

瓶の底などを用土に押し付けて型をつけると、種を埋める深さを統一して発芽を揃えることができます。

その後、乾燥や土のはね返りを防ぐために敷き藁やマルチングをして発芽するまでは水切れに注意しましょう。

ポットに種をまく方法


ポットまき

キュウリ栽培に慣れていない方や寒冷地など気温が低い地域でキュウリの種たねをまくときは、ポリポットやセルトレイに種をまく方が発芽がうまく揃います。

ポットやセルトレイで育てることの最大のメリットは温度と水の管理がしやすいことです。

植え付けができる大きさ(本葉が4~5枚)になるまでは、保温しながらポットで育てましょう。

発芽日数

キュウリは品種の違いや種をまく時期の気温にも左右されますが、種をまいてから7日~10日ほどで発芽します。

キュウリの発芽日数


種を発芽させるコツ

種をうまく発芽させるコツは温度管理につきます。日中の気温が最低でも20℃以上になってから種をまきましょう。




キュウリの間引き

キュウリは苗の成長を見ながら、タイミングよく生育の良い苗を残しながら間引きを行います。

キュウリの間引き


間引きのタイミング

本葉が伸び始める時期に間引きを行います。1か所にまいた種がすべて発芽して、本葉が出揃ったタイミングで間引きをします。

虫食いがなく緑が濃く徒長していない苗を1本残して、あとの苗は抜き取りましょう。

間引きのヒント

双葉が大きくなって本葉が伸びる前なら、根が拡がっていないので根鉢から崩して株分けすることができます。


本葉が展開し始める頃には根が複雑に絡み合っているのでご注意を。

株分けした苗は新しいポットに植え替えて、植え付けできる大きさまで育てれば畑に移植することができます。(ただし、生長は少し遅れることがあります。)




キュウリの植え付け

キュウリを種から育てるのが難しいときは園芸店などで売られている苗から育ててみましょう。苗からだと収穫まで簡単に辿り着けます。

キュウリの苗の選び方


キュウリを苗から育てる

キュウリの苗の選び方ですが、子葉がしっかりと残っていて、本葉が3~4枚程度の状態のものを選ぶようにしましょう。

子葉と初期葉の間の茎が太くしっかりしたもので節間が詰まった緑の濃いものが良い苗です。

キュウリは脆弱な畑で栽培したり連作をしたりすると枯れてしまうことがあります。お値段は多少しますが、抵抗性のある接ぎ木苗が病気に強くておすすめです。


植え付け時期

キュウリの苗の植え付けは、4月下旬から6月上旬頃まで。キュウリは気温が22℃~28℃がもっとも生育が活発になる温度です。

植え付けに適さない温度下では、苗の生長が遅くなったり病気にかかって枯死したりすることがあります。

本葉の数が4~5枚が植え付けに適した苗の大きさです。本葉の数が少ないときに植え付けると、光合成の量が少なく根の活着に時間が掛かります。


苗を植え付ける間隔

キュウリの株間


露地栽培では株間を80~100cm以上確保しましょう。キュウリは根を浅く広く張るため、株間が狭いと根が込み合って水分と養分を奪い合ってしまいます。

キュウリをプランターで育てる時は1つのプランターにつき1つの苗とします。狭い場所にたくさん植えても収穫量が減るだけです。

苗の植え付け方

キュウリの苗の植え付け方


キュウリの苗を植え付け方ですが、畑に根鉢より一回り広めの穴を掘っておきます。穴の深さは根鉢を置いた時に根鉢の肩が少し高くなるくらいです。

ポットから根鉢を取り出して軽くほぐしておきましょう。(ほぐしてから植えると根の活着が良くなります。)

植える場所を十分に水で湿らせておくか、ポットを水に浸してから植えると根の活着がよくなります。



先に掘っておいた穴に根鉢を入れ、株元に土を寄せます。(接ぎ木苗の場合は継いだ部分が土に埋まらないように注意。)

最後に株元まわりの寄せた土を軽く手で押さえて根と土を密着させておきます。

植え付け後にやること

キュウリは苗を植え付けたら、根付くまで間はたっぷりと水やりをしましょう。新葉が出始めたときが根付いたサインです。

水やりや降雨の際に水や泥の跳ね返りがあると病気にかかりやすくなります。敷き藁やマルチングをしておきましょう。




キュウリの支柱立て

キュウリは弦が伸ばして上へ上と成長させることができます。支柱を立てて栽培することを「支柱栽培」といいます。

反対に、支柱を立てずに地面を這わす栽培方法を地這え栽培といいます。

キュウリの支柱を立てるタイミング


支柱を立てるタイミング

キュウリの支柱を立てるタイミングは苗を植え付けた直後がおすすめです。植え付けてしばらくすると細い弦が伸び始めます。

支柱を立てるタイミングが遅れると、株が風に煽られたり雨などに打たれたりして、茎が折れる原因になります。

早めにに支柱を立ててネット張っておきましょう。

支柱の立て方

キュウリの支柱を立てるタイミング


キュウリ栽培では合掌式か直立式の支柱がおすすめです。

支柱は長さが2m前後のものを用意しましょう。地中に埋め込む長さで手の届く高さに調整します。支柱が長すぎて高くなると収穫のときに苦労します。

支柱は苗から20~30㎝ほど離して立てます。

支柱までが遠すぎると弦がネットに上手くからまなかったり届くまで時間がかかります。

ネットまでが近すぎると根元の茎葉が込み合って多湿環境になり、病気を助長します。

支柱立てのヒント

親づるを麻紐などで支柱にゆるく結んでおくと細い弦がネットに勝手に巻きついていきます。

草丈が低くて弦がネットまで届かないときは、枯れ笹や細い竹を添えてやるといいでしょう。

実がなりだすと支柱に相当の重量が掛かります。台風などで強い風が吹くと支柱が倒れることがあるので、両側の支柱をしっかりと補強しておくことがポイントです。




キュウリの人工授粉

キュウリの人工授粉は必要?


キュウリは人工授粉の必要はありません。通常は人工授粉はしなくても実がなります。

キュウリにも、一つの株に雄花と雌花の両方が咲きますが、実はキュウリは、受粉がうまくいかなくても実がなる性質をしています。

このことを単為結果性と言います。(参考ページ:キュウリ栽培のトラブルと対策




キュウリの摘心

摘心とは、実が多くなるつるを残して収穫量を増やすためにつるの先端を摘み取る作業のことをいいます。


キュウリには、親づるに実が多くなる品種と子づるや孫づるに実が多くなる品種があります。

キュウリは大きく分けて、「節なり種」と「飛び節なり種」があり、親づるの節になる品種が節なり種で、子づるや孫づるの節になる品種を飛び節なり種といいます。

飛び節なり種の摘心のやり方

摘心の方法は品種によって変わります。

飛び節なり種は親づるを摘心して子づるや孫づるを伸ばして実をつけさせます。

節が6~7節(葉の数)になったら親づるの先端を摘心しましょう。

親づるを一定の高さで摘心することで、子づるが勢いよく伸びるようになります。

子づる孫づるを放任で伸ばし過ぎると、葉ばかりが茂って実付きが悪くなったり、風通しが悪くなって病気が発生したりするので注意しましょう。

節なり種の摘心のやり方

節なり種の摘心のやり方


節なり種は親づるだけを伸ばして育てることを基本とします。

親づるから伸びた子づるは、葉を2枚だけ残してつるの先端で摘心します。子づるから伸びる孫づるは全て摘み取りましょう。

節なり種の場合は親づるを摘み取ってはいけません。子づるや孫づるには実が付きにくいので、親づるを伸ばして収穫を続けましょう。



支柱の高さが足りなくなったら摘葉を行い、弦を下げながら収穫を続けましょう。節なり種の場合は「弦下ろし栽培」がおすすめです。




キュウリの摘葉

キュウリは茎葉が混込み合ってきたら、株の生育と採光が悪くなるので、枯れた葉や傷んだ葉、不要な葉を摘み取る「摘葉」という作業をします。

キュウリの摘葉のタイミング


摘葉のタイミング

キュウリの摘葉のタイミングは株の成長を見て判断するようにします。実成り(形)が悪くなった時や花が落下してしまう時は養分が葉や茎に取られている証拠です。

こういう状態になったときは摘葉を行って、株に養分と水分が行きわたるようにしてやりましょう。

摘葉のやり方

キュウリの摘葉は花の落下や実の生育不良が生じさせないようにするために行いますが、古くなった葉や病気で枯れた葉などを中心に摘みとるようにしましょう。

摘葉のヒント

キュウリを摘葉をする際に気を付ける点は、一度に葉を摘みすぎないことです。

葉の摘みすぎは株を弱らせてしまうので、1日に摘葉する枚数は1株あたり2~3枚までにしておきましょう。




キュウリの水やり

キュウリは根を浅く広く張るため乾燥に弱い一面があります。水切れを起こさないように十分に気を付けましょう。

キュウリの水やり回数


水やりの頻度(回数)

キュウリは収穫が始まるまでは朝と夕方の2回、用土の表面が乾いていたら水やりをしましょう。

キュウリは水分が少ないと弦がらせん状に巻いてくるので弦先を良く観察しておきます。

収穫が始まったら水切れを起こさないように注意しましょう。

水やりのタイミング


水やりをする時間帯

朝の水やりは、気温が上がり始める前に与えます。日中の気温の高い時間に与えると、太陽光で根を傷めたり、水滴がレンズ代わりになって茎葉を傷めてしまいます。

キュウリの実は、日中は株が生長する時間帯で夕方から夜間にかけて大きくなる時間帯です。日没前の2~3時間に水やりを行うようにします。

夕方の水やりは気温が下がってから。雨の日や曇りの日は病気を助長するので水やりは控えめに。

マンションのベランダなどの雨が当たらない場所でキュウリを育てているときは雨が続いていても、用土の表面が乾いてたら水やりをします。ただし、いつもより少ない量を与えましょう。

水やりの1回あたりの量


水やりの量

梅雨明け後も毎日水やりをするのではなく、2~3日に1回にして多めに水を与えるのがポイント。水やりの量は1株につき1回あたり3Lほど与えると良く育ち瑞々しいキュウリが収穫できます。

水やりのコツ

水やりは用土の状態を見ながら行うのがポイントです。水分の与えすぎは軟弱な野菜になってしまいます。用土がいつでも湿っている状態よりも、一旦、乾燥させてからたっぷりと水分を与えるようにします。




キュウリの追肥

キュウリは肥料の種類や与える量、タイミングを間違えると、茎や葉ばかりが茂って実が着かなくなります。

キュウリの追肥


キュウリに与える肥料の種類は化成肥料や油かす、または有機配合肥料を与えます。成長期と収穫期とで、肥料の種類を変えましょう。

肥料のことがよく分からないという方は、園芸店やネット店に「実野菜専用の肥料]を販売しているので、そちらを利用するといいでしょう。(実野菜用の肥料をネットで探してみる

追肥の時期

キュウリの追肥時期


キュウリの追肥は苗を植え付けて2週間後から開始します。株の周りにバランスよく肥料をまいて、周辺の土と軽く混ぜ合わせておきます。追肥のタイミングは2~3週間に1回です。

養分は根の先から吸収されます。キュウリの根は浅く拡がって伸びるので、肥料まいたあとに株元へ寄せる必要はありません。

露地栽培の追肥は、根の先が集まる畝の片の部分を中心に肥料を施せばオッケーです。追肥したあとは土を軽く被せておくようにしましょう。2~3回目は株を大きくするポイントとなるので忘れずに追肥を行いましょう。

1回あたりの追肥の量

キュウリの追肥の量は、プランター栽培では1株あたり化成肥料を5~10g、露地栽培では化成肥料を20~30g/1m²を施します。

キュウリの追肥は1度にたくさんの量を施すよりも少しずつ施した方が効果が出ます。

3回目以降の追肥を施す頃になると収穫量がピークになってきます。実がなりだしたらエネルギーを消費するので、肥料切れにならないように注意しましょう。追肥の量は生育の状態を見ながら調整して下さい。(参考:肥料(追肥)の基本

追肥の量と回数の判断の仕方

肥料の過不足は弦の状態をみると簡単に判断できます。

肥料が不足していると弦が真横から下向きに伸びるようになります。弦が上に向かって伸びるように追肥の量とタイミングを調整しましょう。




キュウリの収穫

大きな実を長くつけたままにすると、養分と水分が果実に取られてそのうち株が弱って収穫量が減ってしまいます。収穫適期を逃さないようにしましょう。

キュウリの収穫時期


収穫時期

キュウリの収穫適期は、開花から10日ほど過ぎた15~20cmのものが最も美味しいとされています。

キュウリの成長はとても早く開花してからあっという間に実が大きくなってしまいます。ピークになると実が1日に3cmも伸びます。

収穫する時間帯

キュウリを収穫する時間帯は朝方がおすすめ。野菜は朝から夕方にかけて光合成を行って糖分(甘み)を作りだし、夕方から夜間にかけて養分を果実に送ります。

気温が上がってからではみずみずしさが失くなってしまいます。また気温が高くなってから収穫したものは傷みも早くなります。

収穫方法

キュウリはヘタの部分をハサミやナイフで切り取って収穫しましょう。実のイボが取れると鮮度が落ちてしまうので、首側を持って収穫するのがポイントです。

余談ですが、いつも食べているキュウリは熟す前のもの。江戸時代までは熟すまで待って収穫していたそうで、サイズは30cmを超えていたとか。

収穫後のお手入れ


キュウリは夏前になると実なり(収穫量)が悪くなってきますが、完全に枯れる前に実を全て摘み取り、草勢を一旦回復させると、再びりっぱな実が着くようになります。

株が弱った状態で収穫を続けると、そのうち実が小さくなったり曲がったりするようになります。最後は株が枯れてしまいます。(参考:きゅうりの実がならない・きゅうりの実が小さい原因と対策

収穫した実の中に実の一部が黄色く変色したものがありますが、この原因は葉などの陰になり日光が当たらない時に起こる現象で病気ではありません。

向きを変えるなどして日光に当てると緑色に戻ります。(参考:キュウリ栽培のトラブルと対策



キュウリの育て方まとめ

キュウリの栽培方法と育て方のコツ


梅雨明け後は高温が続き乾燥するので、キュウリを植え付ける畝には、畝に敷わらや敷草を十分に行って下さい。

キュウリの実は大きくし過ぎると株が弱り収穫量が減ってしまいます。収穫適期を見逃さないように15㎝~18㎝の大きさでタイミングよく収穫しましょう。

また、葉が茂りすぎると栄養が葉に取られてしまい収穫量が減ってしまいます。葉が込み合って来た時は摘葉を行うと収穫量が回復します。

春に植えたキュウリ苗は夏前になると実成りが悪くなってきますが、実を早採りするか実を全て取っるかして草勢を一旦回復させれば再びりっぱな実を付けるようになります。

株が弱った状態で実を大きく育ててしまうと、そのうち実なりが悪くなって最後は株が疲れて枯れてしまいます。




キュウリの病気対策

キュウリの病気対策


キュウリに発生しやすい病気

キュウリ栽培でよく見かける病気の種類は、6~7月にうどんこ病、べと病、7~8月に褐斑病、炭疽病があります。

病気の対策として、薬剤を予防散布するか病気が発生したら7~10日おきに該当する薬剤を散布します。べと病、褐斑病は肥料不足で発生しやすい病気なので適正な肥培管理を行うようにしましょう。

キュウリに曲がり果という症状がありますが、これは病気ではなく、栄養や水分条件が悪い時や、収穫終了間近で根の一部に障害があると起こる症状です。

味には影響ありませんが、気になる方は一度実を全て収穫して追肥と水やりをすると回復することがあります。




害虫対策

キュウリの害虫対策と駆除


キュウリに集まる害虫の種類

キュウリに発生しやすい害虫は、ウリハムシ・カンザワハダニ・ハモグリバエ・アザミウマ・アブラムシ・ウリキンウワバ・コナジラミなどです。

特に被害に遭うのは「ウリハムシ」です。放置しておくと次々と数が増えて葉をボロボロに食い荒らしてしまいます。動きが鈍くなる早朝や夕方を狙って捕獲しましょう。数が多い時は薬剤の使用も検討します。

春と秋にアブラムシ類が葉裏や新芽に寄生して汁液を吸いますが、アブラムシ類はモザイク病のウイルスが伝染するうえ、感染すると新葉や果実にモザイク症状を生じるので注意が必要です。

キュウリの害虫対策ですが、定植時に粒剤を施したり、発生初期に薬剤を散布してアブラムシ類を駆除しましょう。

薬剤を使う事に抵抗がある方はシルバーマルチやシルバーテープなどを設置して飛来を防ぐのも有効です。

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