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ナスの種の取り方

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ナスの自家採種のコツは?素人でも家庭菜園でナスから種を取る方法を分かりやすくお教えします。

ナスの種取り方法


コツさえ分かればナスの種採種は難しくありません。ナスの採種は初心者でも難易度が低くいので、ぜひ自家採種にチャレンジしてみましょう!

Contents Menu

  1. ナスの自家採種(ナスの種取り)
  2. ナスの種取りに向く品種
  3. ナスの種取りの方法
  4. ナスの種取りの手順

ナスの自家採種(ナスの種取り)


ナスを自家採種してみましょう!

家庭菜園でナスから種を取る方法を初心者の方にも分かるように丁寧にレクチャーしていきます。ナスの種採りのやり方を順を追ってみていきましょう。

ナスの種取りに向く品種

長ナス:久留米長ナス・仙台長ナスなど

長卵形~中長ナス:早生真黒・橘田中長ナスなど

丸ナス・巾着形ナス:信越水ナス・民田ナス・十全ナス・小布施丸ナス・山科ナス・泉州水ナスなど

青ナス:在来青ナス・埼玉青大丸ナスなど


ナスの種取りのコツとポイント

  1. 過湿・過乾燥など極端な管理をしないこと
  2. 自然交配するため多品種との混植は避けましょう
  3. 家庭菜園でのナスの種取りに必要な株数は1~2株程度・種取り栽培では追肥は必要ありません。元肥をしっかりと。
  4. 夏場以降の水やりは多めに行いましょう。敷き藁などで乾燥を予防します。
  5. ベランダなど飛来昆虫が少ない栽培地では人工授粉させましょう。

ナスの種取りの方法

ナスは種が発芽力を持つようになるために着果から最低でも40日以上は日数が必要になります。長く株に実を付けて栄養補給を十分に行いましょう。

ナスの自家採種やり方は?
種取りの時期ナスは着果してから60日ほど経つと見た目が紫色から黄褐色になってきます。

弾力性もなくなり指で挟むと変形するほど柔らかくなった頃がナスの採種適期となります。

採種用に収穫したナスは果実内の養分を種に行き渡らせるため日陰で2~3週間ほど常温で追熟しましょう。

追従期間は目安ですのでナスが腐敗しないように注意しておきます。

ナスの種取りの手順

1.揉み込む

追熟して柔らかくなった果実を上から手で抑えて、種と実が分かれるようにしっかりと揉み込みましょう。

2.種を取り出す

水を張ったボウルなど容器の中で果実を指で切り開いて種を水中に揉み出しましょう。その際に出る果肉や皮のカスは取り除いておきます。

3.しっかりとすすぐ

種のまわりに余分な果肉が残らないように水が透明になるまでしっかりとすすぎ洗いをしましょう。完熟した種は重量があるため水の下に沈みます。ボウルだけでも洗えますが、流出が心配なら目の細かいザルを使うと良いでしょう。

4.乾燥させる

しっかりと洗い流した後は水気を切って風通しの良い場所で乾燥するまで天日干しします。

ナスの種取りに向く品種は?
天日干しが終わった後は新聞紙などの上に種を広げて風通しのよい日陰でさらに3日程度乾燥させましょう。

トレーなどの容器に入れると風で種が飛ばされる心配がありません。

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