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ルッコラ育て方

ルッコラの上手な育て方

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野菜栽培士がルッコラの育て方を画像を交えて詳しく解説します。失敗しないルッコラ栽培。種まきから収穫までルッコラの育て方のコツと栽培のポイントをレクチャー!


水やり・追肥・病気対策・害虫対策など。プランターや露地でルッコラを上手に育てましょう。


Contents Menu

  1. ルッコラの植え付け時期
  2. ルッコラ栽培のコツとポイント
  3. プランターサイズと土作り
  4. 育てやすい品種
  5. ルッコラの種まき
  6. 間引き
  7. 苗の植え付け
  8. 水やりの頻度と与える量
  9. 追肥の時期と与える量
  10. ルッコラの収穫
  11. ルッコラの育て方まとめ
  12. 病気対策
  13. 害虫対策

ルッコラの育て方と栽培のコツ

ルッコラの育て方と栽培のコツ


栽培難易度 ★☆☆☆☆

ルッコラ(ロケット)はアブラナ科の野菜で胡麻の様な香りとピリッとした辛みがくせになる野菜です。

種まきは春から秋にかけて可能で、日当たりが良く排水性の良い土壌での栽培が適しています。ルッコラは耐寒性と耐暑性がありますが、温暖地域の真夏はうまく育たないことがあります。

ルッコラ(ロケット)に含まれる栄養価は、ビタミンC・E・K、βカロチン、鉄・カルシウムが豊富で、モロヘイヤと同等の鉄分が含まれます。

ルッコラは生育が早く(30~40日)、管理も易しいので初心者向けの簡単に育つ野菜です。春は病気虫の被害に遭いやすいので初心者は秋以降に育てると簡単です。




ルッコラ栽培のコツとポイント

  • ルッコラには連作障害があります。同じ場所に植える時は1年以上空けましょう。
  • ルッコラが発芽できる気温は-5~40℃ですが、適温は15~20℃です。
  • ルッコラの生育適温は15~25℃です。
  • 春まきと秋まきができますが、初心者は育てやすい秋まきがおすすめ。
  • ルッコラには耐寒性はありますが、暑さに弱いので夏場は育たない事があります。
  • 真冬でも育ちますが、気温が低い時期は家の中など暖かな場所で栽培しましょう。
  • ルッコラは多湿に弱いので、梅雨の時期は雨除け対策がポイントです。


ルッコラの植え付け時期

ルッコラ(ロケット)の春植えは3月上旬~6月まで、収穫時期は4月~7月まで。秋植えは9月~12月まで、収穫時期は10月中旬~1月まで。 


ルッコラの栽培カレンダー

ルッコラ栽培カレンダー(種まき時期・植え付け時期・収穫時期)


プランターなど限られたスペースでルッコラを栽培する時は外葉をかき取りながら収穫すると長く収穫を楽しめます。ただし、春植えのルッコラはトウ立ちするので株ごと切り取って収穫しましょう。



ルッコラのプランター栽培

ルッコラは露地だけでなくプランターや植木鉢でも育てられます。ルッコラ栽培で使うプランターや用土の種類を紹介します。

ルッコラに適したプランターの大きさ


ルッコラ栽培に使うプランターサイズ

ルッコラ(ロケット)を栽培するときのプランターサイズは標準タイプ(60cm程度)のものを利用しましょう。標準サイズで5~10株ほど栽培できます。

2~3株なら10号程度の植木鉢でも栽培できます。


プランターに入れる用土

ルッコラ栽培で使う用土は市販の培養土を利用すると袋から開けてすぐに使えて便利です。葉野菜用で肥料入りの用土がおすすめです。

ルッコラに適した用土


自分で用土を配合するときは、赤玉土6:腐葉土3:バーミキュライト1、それに石灰を用土10ℓ当たり10~20gと化学肥料を用土10ℓ当たり10~20gを混ぜ合わせた物を用意しましょう。

土壌酸度

ルッコラ栽培に適した土壌酸度(pH値)は6.0~6.5です。

苦土石灰をを入れて酸度調整をしておきましょう。pHを1.0上げるには石灰が1㎡あたり400g(60cmのプランターで約50g)が目安です。

植え付けの直前に石灰を入れると根を傷めてしまうので、最低でも約2週間前には酸度調整を完了させておきましょう。


プランターに入れる用土の量

ルッコラを植える時の用土の量


プランターに入れる用土の量は、ウォータースペースを残して、鉢の8分目程度にしておきます。

ルッコラの種を植える約2週間前には土づくりを完了させておきましょう。


ルッコラの土作り(露地栽培)

ルッコラの土作り(露地栽培)


畑に植え付ける場合は、種植えの約2週間前に、石灰を150g/㎡・堆肥を2kg/㎡・化成肥料を(15:15:15)100g/㎡を畑に施して土作りを済ませておきます。

畝作り

ルッコラに適した畝は、幅70~80cm、高さ10~15cmの平畝です。根を張りやすいようにしっかりと耕しておきましょう。



ルッコラの育てやすい品種

ルッコラ(ロケット)の育てやすい品種


ルッコラは耐寒性・耐暑性が高くどの品種を選んでも比較的簡単に育てられます。

ルッコラで人気の品種は、「ロケット」、癖がなく葉柄が長い早生種「アストロ」、癖がなく食べやすいとされる「オデッセイ」などです。


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ルッコラの種まき

ルッコラの種から育てる時に気を付けるポイントは?種をまく深さや種のまき方をご紹介します。 

ルッコラ(ロケット)の種まき


ルッコラの種まき時期

春まきは3月~6月、秋まきは8月~10月です。

ルッコラの発芽適温

ルッコラの発芽適温は15℃~25℃前後。気温が20℃前後の時期に種をまきましょう。

ルッコラを種から育てる


種のまき方

ルッコラは間引き菜を収穫しながら育てるので「筋まき」がおすすめです。支柱などを使って深さ5mm程度のまき溝を作りそこに1cm間隔で種をまきます。

2列以上に種をまくときは、条間(列の間隔)を10~15cm程度あけましょう。


ルッコラの種のまき方


種は厚まきにならないように、篩(ふるい)などを使って細かな用土を薄く被せるのがポイントです。

篩がないときは、用土を指ですり潰し、細かくして被せてもかまいません。


ルッコラの種まきのコツとポイント


種をまいた後は手のひらで軽く上から押さえて、種と用土を密着させておきます。種をまいたあとはたっぷりと水を与えましょう。

発芽するまでの間は水切れを起こさないことが大切です。用土の表面が乾いたらこまめに水やりをしましょう。

網目の細かいハス口を上向きに取り付けて、種が流れてしまわないようにやさしく水やりをするのがポイントです。

ルッコラの発芽日数


ルッコラの発芽日数

ルッコラ(ロケット)は発芽適温内では、種をまいてから発芽するまでに約5~7日程度かかります。

種まきのコツとポイント

ルッコラ(ロケット)の種はとても小さいので、種が流れてしまわないように種をまく前に十分に用土を湿らせておくのがポイントです。

種まき後に勢いよく水をかけると、せっかく植えた種が表面に浮き出てしまうらかです。種は極度に乾燥すると死んでしまいます。

ルッコラの間引き

ルッコラは葉が重なり合ったタイミングで収穫まで2~3回ほど間引きを行いましょう。

ルッコラの間引き


間引きの時期

1回目の間引きの時期は発芽が揃った頃に行います。双葉が開いた頃が1回目の間引きのタイミングです。

間引き方

1回目の間引きでは茎葉の色が薄い苗や葉の形が悪い苗、双葉が左右対称でない苗を中心に間引いて、株間を2~3cmにしましょう。


間引きのタイミング(2回目以降)

ルッコラの間引きのタイミング


2回目以降の間引きは隣り合う葉が触れ合うタイミングで行い、本葉が4~5枚前後になる頃に最後の間引きを行いましょう。株間(株と株の間隔)が5~10cmになるよう間引きます。

間引きのコツとポイント

株が小さいうちは茎が細くて弱いので、間引きのときに株元に土を寄せて軽く抑えておきましょう。これは風や雨(水やり)で株が倒れないようにするためです。



ルッコラの苗の植え付け

種から育てるのが難しいと感じた方や植える株数が少ないときは園芸店で売られている苗から育てるのがおすすめです。

ルッコラの苗の植え付け


ルッコラを苗から育てる

緑色の濃くしっかりしたもの、茎の節が詰まって双葉が残っているものを選ぶことがポイントです。

苗を植える時期

春植えは4月~7月、秋植えは9月~11月上旬まで。本葉が4~5枚になった頃が植え付け適期です。

植え付ける間隔(株間)

ルッコラの苗を植え付ける間隔は、密植栽培は4~5cm、通常は5~10cm間隔で植えていきます。

密植気味に植えると柔らかい茎葉を収穫できます。

ルッコラの苗の植え付け時期


苗の植え付け方

ルッコラの苗をプランターに植え付けるときは、根鉢の高さより少し低くなるように用土を少なめに入れておきます。露地栽培の場合は根鉢より一回り大きな植穴を掘っておきます。

根鉢を壊さないようポットから取り出して用土の上に置きます。その後に周囲に用土を入れて株元を手で軽く押えて根と用土を密着させておきましょう。

根鉢と用土の間に隙間があると、苗が根付くまでに時間が掛かってしまうからです。

苗の植え付けのコツとポイント

ルッコラは苗を植え付ける前にポットごと水に浸しておくと根付きがよくなります。

水に浸した場合は苗を植え付けてから2日ほどは水やりをしません。(気温が高いときは翌日から)こうすることで水を求めて根を地中に深く張る力がつきます。



ルッコラの水やり

ルッコラは高温多湿を嫌う野菜です。水やりの量と与えるタイミングが上手に育てるポイントです。

ルッコラの水やり


水やりの頻度

ルッコラの水やりの頻度と与える量ですが、種をまいて発芽するまでの間は用土の表面が乾かない頻度で水やりをしましょう。

その後の水やりは用土の表面が乾いたタイミングで与えます。

水やりの時間帯

朝の水やりは、気温が上がり始める前と気温が下がり始めた頃に与えます。日中の気温が高いときに与えると、太陽光で根を傷めたり、水滴がレンズ代わりになって茎葉を傷めてしまいます。

1回あたりに与える水の量

プランター栽培の場合は、鉢底から水が染み出るまで与えましょう。露地栽培では1株につき1回あたり約1.0~1.5Lが目安です。

雨の日や曇りの日は病気の発生を助長するので水やりはしなくてもかまいません。

ただし、マンションのベランダや雨が当たらない場所で栽培していて雨が何日も続くときは、用土の表面が乾いてたら水やりをしましょう。そのときは、いつもより量を少なめにします。



ルッコラの追肥

ルッコラの追肥


追肥の時期(タイミング)

ルッコラを株採りで収穫するときの追肥は不要です。元肥を中心に育てましょう。ただし、茎葉の色が薄いときや株の生育が悪いと感じたときは追肥を行ってください。

外葉を摘み採りながら長期収穫するときは、2回目の間引きが終わった頃から開始し、以降は2週間おきに施します。

1回あたりの追肥の量

即効性の化成肥料を1株あたり5~10gほど株周辺にパラパラとまいて、表面の用土と軽く混ぜ合わせて株元に寄せておきます。水やりを兼ねて1週間に1回液肥を与えるのも効果的です。

外葉を摘み採りながら育てるときは、茎葉を摘み取ったタイミングで液肥を施しておくと長期の収穫が楽しめます。



ルッコラの摘蕾(整枝)

春以降はルッコラがトウ立ちします。長期収穫するときは先端に付いた蕾を摘み取る「摘蕾」をしましょう。

ルッコラの摘蕾(整枝)


ルッコラ(ロケット)は気温が高くなるとトウ立ちし、そのまま放っておくと花が咲いてしまって葉がどんどん固くなってしまいます。

葉を長く収穫するときは、摘蕾(てきらい)を忘れずに行いましょう。

ちなみにルッコラは茎葉だけでなく花や蕾もサラダやスープにして美味しく食べることができます。



ルッコラの収穫

ルッコラの収穫方法と収穫時期・収穫どきはいつ?収穫のタイミングや収穫の目安を知って美味しい頃合いを見極めましょう!

ルッコラの収穫


ルッコラの収穫適期

ルッコラの収穫適期は、種まきから、高温期で30~40日前後、低温期では40~50日程度、晩秋で60日以上です。

見た目で収穫時期を判断する

ルッコラの収穫は草丈が15cm以上になった頃で20~25cmが最も香りがよく味も美味しい時期です。

ルッコラの収穫時期と収穫方法


ルッコラは収穫が遅れると、苦みや渋みが増えて茎葉が固くなります。収穫適期を逃さないようにしましょう。

収穫の方法

ルッコラは栽培スタイルに合わせて、外葉を摘み採るか、株ごと抜き取るかの2つの収穫方法を楽しめます。

ルッコラは鮮度が落ちやすく長く保存が効かないので、必要な分だけ摘み取って収穫しましょう。



ルッコラの育て方まとめ

真夏と真冬を除けば1年中育てられますが、初心者は涼しい時期に育てると失敗がありません。


日差しが強い気候で育てると苦みが強くなるので、夏場に育てる時は水やりするなど涼しい環境で育てましょう。

外葉を摘み取りながら長期収穫する時は、収穫後に追肥を施しておきましょう。プランターや鉢で育てる時は、水やりを兼ねて液肥を与えると長期間収穫が楽しめます。


ルッコラの害虫対策

ルッコラに良く発生する害虫は「アオムシ類」「キスジノミハムシ」「アブラムシ類]などです。

ルッコラの害虫対策


中でもアオムシやコナガは放っておくと葉っぱが穴だらけになってしまいます。葉の表裏に青い体色をした虫を見つけたら、早めに駆除しましょう。

害虫の詳しい対策はこちらから


ルッコラの病気対策

ルッコラは種まきから収穫までが短いので病気被害は少なめですが、外葉を摘み取って収穫するときは病気に掛かりやすくなります。

ルッコラの病気対策


ルッコラが掛かりやすい病気は、「白さび病」「べと病」「軟腐病」などがあります。病気が発生したら早めに対策をしましょう。

病気の詳しい予防対策はこちら



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