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1月に植える野菜

1月に植える野菜(1月に種まきと苗の植え付けができる野菜)22品種を紹介しています。1月植え野菜を一覧にして見やすくまとめてありますのでぜひご活用ください。


1月に植える野菜の種類は?

1月に種をまく野菜と苗を植える野菜にはどんな品種があるのでしょう。1月から育てる野菜をリスト化して難易度も紹介しているので、初心者の方でも栽培できる1月植え野菜が簡単に見つかります。

Contents Menu

  1. 1月に野菜を植えるときに注意することは?
  2. 1月に植える野菜一覧
  3. 1月に苗作りをする品種

動画で解説「1月に植える野菜」

YouTubeでも「1月に植える野菜」を解説しています。テキストを手元に置いて動画を一緒に見ると、より理解が深まります。チャンネル登録おすすめです。


1月に種をまく野菜と苗を植える野菜

1月から育てる野菜は、耐寒性のある葉野菜と春先に収穫する結球葉野菜の苗作りが中心になります。

1月に植える野菜


1月植え野菜の成功のポイントは 雪と寒さから野菜を守ってあげることです。

1月の野菜作りで多い失敗は 霜や低温による被害と、大雪や強風による被害です。

凍結で苗が枯れたり萎れたり、霜で茎葉が傷んだり 豪雪や強風で苗が倒れてしまったりといったトラブルが発生しやすいので注意しましょう。

1月の野菜の苗作り

多くの野菜は1月の低温下では生育が緩慢になりますが、保温対策をしっかりと行えば、収穫を続けることができます。


野菜の保温対策には、日当たりの良い風が当たらない場所で栽培する ビニールのトンネル掛けをする 保温ハウスを利用するなどがあります。

プランター栽培をされている方は 天気予報をCheckして寒気が来る前に 室内や寒風の当たらない場所に鉢を移動させるのも効果的です。

結球しないホウレンソウやコマツナなどの葉物野菜は 保温トンネルやべた掛けをすれば、直まきで栽培できます。

1月は低温の日が続くので、野菜だけでなく私たちにとっても厳しい月ですが 寒さに負けずに野菜作りを楽しみましょう。

それでは1月に植える野菜(16品種)をご紹介します。


1月に植える野菜一覧

1月に種をまく野菜と1月に苗を植える野菜一覧です。難易度を見ながら自分に合ったレベルの野菜を見つけてチャレンジしてみましょう!


1月に植える野菜は、ルッコラ・ホウレンソウ・ジャガイモ・コマツナ・豆苗・モヤシ・スプラウト・カイワレダイコンです。

ルッコラの育て方 ホウレンソウの育て方
ルッコラの育て方 ホウレンソウの育て方
アブラナ科 アカザ科
難易度 ★☆☆ 難易度 ★☆☆
種まき:1月 種まき:1月
収穫まで:2か月 収穫まで:2か月
連作年限:1年 連作年限:1年
ルッコラは1月に植える野菜です。種まきは1月下旬から。暖かく日当たりのよい場所で発芽させしょう。香りと歯ごたえのよい西洋野菜です。 ホウレンソウは1月に植える野菜です。種まきは1月下旬から。気温が低い日が続くときはトンネル掛けやハウス内で保温しながら育てましょう。
ジャガイモの育て方 コマツナの育て方
ジャガイモの育て方 コマツナの育て方
ナス科 アブラナ科
難易度 ★★☆ 難易度 ★☆☆
植え付け:1月下旬 種まき:1月下旬
収穫まで:4か月 収穫まで:2か月
連作年限:2年 連作年限:1年
ジャガイモは1月に植える野菜です。温暖地なら1月下旬以降に植え付けできます。気温が低いと発芽に1か月以上かかります。種イモの上にイモがつくのでプランターで育てられます。 コマツナは1月に植える野菜です。種まきは1月下旬から。ビニルハウスやトンネル、室内など暖かく日当たりのよい場所で育てましょう。寒さに強く栽培期間も短いのでおすすめです。
豆苗の育て方 モヤシの育て方
豆苗の育て方 モヤシの育て方
マメ科 マメ科
難易度:★☆☆ 難易度:★☆☆
種まき:1月
収穫まで約1週間
種まき:1月
収穫まで約1週間
連作年限:なし 連作年限:なし
種まきは1月です。エンドウマメの種子を発芽させて幼苗の段階で収穫したものです。トレーなどを使って窓辺があるキッチンでも簡単に栽培できる葉野菜です。 種まきは1月です。豆や麦などの種子を発芽させて軟白栽培したものです。日の当たらない場所で育てるため、自宅のキッチンなどでも容易に栽培ができます。
スプラウトの育て方 カイワレダイコンの育て方
スプラウトの育て方 カイワレダイコンの育て方
アブラナ科 アブラナ科
難易度:★☆☆ 難易度:★☆☆
種まき:1月
収穫まで約1週間
種まき:1月
収穫まで約1週間
連作年限:なし 連作年限:なし
種まきは1月です。スプラウトはアブラナ科野菜の新芽で、反日蔭でもそれなりに育つため、数時間の太陽光が当たる窓際などでも容易に栽培ができます。 種まきは1月です。発芽から1週間前後の新芽を収穫します。品種ごとに見た目や成分も違っています。日本人に長く愛されているスプラウトの一種です。

1月に苗作りをする野菜

1月にハウスや保温トンネルで育苗する野菜は、キャベツ・スティックセニョール・サヤエンドウ・ソラマメ・ハクサイ・ナバナ・球レタス・コウタイサイです。


1月の後半になると、いよいよ春野菜の苗作りのスタートですが、この時期は発芽適温から大きく外れるため、直播きは発芽に失敗します。

そのため、ポットに種をまいて暖かな場所で育苗し、気温が上がる2月中旬以降に畑に移植する方法が一般的です。

種まきが少し早いのではと思うかもしれません。春野菜の中でも結球する品種は、種まきが遅れると結球期に高温になって葉を巻かずに収穫期を迎えてしまいます。

結球野菜の多くは、種をまいてから収穫するまでに2~3か月かかるので、逆算すると1月下旬~2月上旬が適期になります。

キャベツの育て方 スティックセニョールの育て方
キャベツの育て方 スティックセニョールの育て方
アブラナ科 アブラナ科
難易度 ★★★ 難易度 ★★☆
種まき:1月下旬以降
育苗期間:約1か月
種まき:1月下旬以降
育苗期間:約1か月
温度:10~25℃ 温度:10~25℃
連作年限:2年 連作年限:2年
暖かい場所に種をまいて1ヶ月ほど育苗してから移植します。種まきは1月下旬以降から始められます。ビニルハウスなどで温度管理しましょう。 暖かい場所に種をまいて、1ヶ月ほど育苗してから畑に移植します。1月下旬から種まきができます。1つの苗からたくさんの花蕾収穫できます。
サヤエンドウの育て方 ソラマメの育て方
サヤエンドウの育て方は?失敗しないサヤエンドウ栽培のコツ ソラマメの育て方は?失敗しないソラマメ栽培のコツ
マメ科 マメ科
難易度 ★★☆ 難易度 ★★☆
種まき:1月下旬以降
育苗期間:約1か月
種まき:1月下旬以降
育苗期間:約1か月
温度:10℃以上 温度:10℃以上
連作年限:4年 連作年限:4年
保温されたに種をまいて1ヶ月ほど育苗してから移植します。1月下旬以降に種をまいて、本葉が3~4枚になったら植え付けます。苗を寒さに当てると実がよく着きます。春まき品種を選ぶのがポイントです。 保温された場所で1ヶ月ほど育苗してから移植します。1月下旬以降に種をまいて、本葉が3~4枚になったら植え付けましょう。小さな苗を寒さに当てると実がよく着きます。春まき品種を選ぶのがポイントです。
ハクサイの育て方 ナバナの育て方
ハクサイの育て方は?失敗しないハクサイ栽培のコツ ナバナの上手な育て方
アブラナ科 アブラナ科
難易度 ★★☆ 難易度:★☆☆
種まき:1月下旬以降
育苗期間:約1か月
種まき:1月下旬以降
育苗期間:約1か月
温度:10~25℃ 温度:10~25℃
連作年限:2年 連作年限:1~2年
保温された場所で1ヶ月ほど育苗して本葉が4~5枚になったら畑に移植します。春まき品種を選ぶのがポイントです。気温が高いと結球しなくなるので種まき時期が遅れないようにしましょう。 畑に直まきもできますが、低温下では発芽が遅れます。1月下旬以降に保温された場所で育苗する方法がおすすめです。結球しないアブラナ科の野菜ならどの品種でも菜花を収穫できます。
玉レタスの育て方 コウサイタイの育て方
スティックセニョールの育て方は?失敗しないスティックセニョール栽培のコツ コウサイタイの上手な育て方
キク科 アブラナ科
難易度 ★★☆ 難易度:★☆☆
種まき:1月下旬以降
育苗期間:約1か月
種まき:1月下旬以降
育苗期間:約1か月
温度:10~20℃ 温度:10~25℃
連作年限:2年 連作年限:1~2年
暖かい場所に種をまいて1ヶ月ほど育苗してから移植します。種まきは1月下旬からです。高温下では結球しないことがあるので2月下旬頃に畑に移植できるように種まきしましょう。 種まき後1ヶ月ほど育苗してから移植します。気温が上がるとトウ立ちして花が咲いてしまうので、1月下旬以降に種をまいて春前の収穫できるように種まき時期を決定しましょう。


1月に野菜の種をまくときは?

1月に野菜を育てる時に注意することは、低温と凍結による被害です。

日当たりが良い気温が高くなる場所で育てたり、トンネル掛けをしたりなどして寒さ対策をしっかり行いましょう。(もっと詳しく:野菜の雪対策と寒さ対策

ベランダ菜園では、天気予報を見て気温が5℃を下回るような日は、室内や寒風の当たらない場所にプランターを移動させるなどもおすすめです。

1月に種を泣く野菜と苗を植える野菜


1月の家庭菜園で野菜を育てる時は、ビニルハウスに入れて育てたり、室内の日当たりのよい場所に置いたりすれば、寒さに強い野菜なら十分に育てられます。

ビニルハウスはベランダに置けるサイズから庭に置ける中型サイズなど種類も多いので、色々と探して冬野菜の栽培を楽しみましょう。(もっと詳しく:野菜の保温栽培の基本

1月は野菜を冷気から守ることも大切な作業になります。寒風や冷気が野菜に直接当たると凍害や冷温障害で茎葉が傷んでしまう原因となります。

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